満身創痍のJR山田線、宮古~釜石間は2019年3月に復旧。盛岡~宮古間は2017年10月運転再開へ

東日本大震災で被災し、不通となっているJR山田線宮古~釜石間55.4kmは、2019年3月に復旧する見込みであることが確認されました。岩手県議会の東日本大震災津波復興特別委員会で見通しが示されたものです。

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復旧工事はおおむね順調

JR山田線宮古~釜石間の復旧工事については、JR東日本はこれまで「2018年度内の開業」としてきました。したがって、県議会の答弁は予定の範囲内で、とくに驚きはありません。

難工事となっている宮古市の閉伊川橋梁や大槌側橋梁の復旧工事なども、おおむね順調に推移とのことです。

この区間は、JR東日本によって復旧後、三陸鉄道に引き渡される予定となっています。そのため2019年3月に三陸鉄道宮古~釜石間が開業することになります。JRからの移管により、三陸鉄道は盛から久慈までつながります。

山田線復旧状況

盛岡~宮古間は2017年10月運転再開

山田線は、このほかの区間でも運休が続いています。2015年12月に松草~平津戸駅間で発生した土砂流入の影響で、上米内~川内駅間が不通となっているほか、2016年8月30日の台風の影響で、川内~茂市駅間も運転見合わせが続いています。満身創痍の状況と言っていいでしょう。

このうち、川内~茂市間は12月中旬の復旧予定、上米内~川内駅間2017年10月の運転再開を目指して復旧工事を進めています。両区間が復旧すれば、盛岡~宮古間の直通運転が再開となります。これに続き宮古~釜石間が運転再開すれば、山田線は震災以来、悲願の全線復旧となります。(鎌倉淳)

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