あいの風とやま鉄道で観光列車が登場へ。413系を改造し、2018年運行開始

あいの風とやま鉄道で観光列車が登場する見通しとなりました。これは、2015年11月16日に開かれたあいの風とやま鉄道の利用促進協議会で明らかになったものです。チューリップテレビが報じました。

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コンセプトやサービスは今後検討

北陸地方では、JRの「花嫁のれん」や「べるもんた」、のと鉄道の「里山海山」といった観光列車が相次いで登場しています。これに続いて、2015年3月に開業した第三セクター・あいの風とやま鉄道でも、観光列車の計画が明らかになりました。

あいの風とやま鉄道は、北陸新幹線開業にともない誕生した第三セクター鉄道で、越中宮崎~富山~石動間に路線があります。JR西日本から引き継いだ521系と413系でおもに運行しています。

チューリップテレビによりますと、あいの風とやま鉄道では、2016年度から521系の車両1編成を新たに建造し、通勤通学用の車両としたうえで、既存の413系の車両1編成を観光列車として改造する計画とのこと。

あいの風写真:あいの風とやま鉄道ホームページ

詳細は未定ですが、富山湾や立山連峰などのコンセプトや、区間やサービス内容を今後検討するということです。この観光列車は、2018年度後半から土休日に運行されます。

観光列車は全国各地の鉄道で続々登場しています。富山ではどんな列車が生まれるのでしょうか。楽しみですね。

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