JR花輪線、5/14運転再開へ。2022年大雨の被災路線、不通区間は津軽線、米坂線のみに

9ヶ月ぶり復旧

JR花輪線が5月14日に全線で運転を再開します。2022年大雨で被災した路線の不通区間は、津軽線と米坂線のみとなります。

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鹿角花輪~大館間

JR花輪線は2022年8月の大雨で被災し、、鹿角花輪~大館間で不通が続いています。JR東日本が復旧工事を続けてきましたが、工事完了と設備の安全確認のメドが立ったとして、5月14日に運転を再開すると発表しました。

JR東日本によると、花輪線の被災は54箇所に及び、特に米代川沿いの護岸壁の被害が大きく、復旧工事に時間がかかりました。復旧費用は約9億円に達したということです。

復旧工事の完了により、5月14日から花輪線は全線で運転を再開し、代行バスの運行は終了します。約9ヶ月ぶりの復旧です。

花輪線十和田南~末広間米代川護岸の被災状況
画像:JR東日本

津軽線、米坂線が残る

2022年8月の大雨被害で不通が続いている区間としては、他に津軽線蟹田~三厩間と、米坂線今泉~坂町間があります。両区間についての復旧の見通しは立っていません。

津軽線については、JR東日本が上下分離と運行費用の負担を地元に求めていて、当面、復旧作業に着手しない方針を明らかにしています。

米坂線については、復旧見通しが示されていません。

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