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夏休み海外旅行、シンガポールの人気急上昇。「安近短」志向に変化?

2026年夏休み人気方面ランキング

JTBが発表した2026年夏休み海外旅行の人気方面ランキングで、シンガポールが2位に浮上しました。首位のハワイは不動ですが、シンガポールが韓国や台湾をかわして2位に浮上したことで、「安近短」志向が強かったコロナ禍後の海外旅行に、小さな変化が起きているようにもみられます。

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ハワイは不動の首位

JTBの夏休み人気方面ランキングによると、2026年の海外旅行(添乗員なし)の人気旅行先はハワイが首位となりました。いうまでもなく、ハワイは家族旅行を中心に根強い人気があり、夏休みの定番旅行先として盤石の地位を誇ります。

したがって、ハワイの首位は例年のことで、わかりきっています。注目は、その下の順位争いでしょう。

シンガポール

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2位はグアム、韓国優勢

過去のランキングを振り返ってみましょう。

2023年は、2位グアム、3位韓国、4位シンガポール、5位台湾でした。

2024年は、2位韓国、3位シンガポール、4位台湾、5位グアムでした。

2025年は、2位韓国、3位台湾、4位シンガポール、5位グアムの順です。

要するに、グアム、韓国、台湾、シンガポールの4地域で、2~5位を争っているわけです。そのなかでは、グアムと韓国が優勢でした。

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2026年は順位に異変

ところが、2026年は以下のようになりました。括弧内は前年順位です。

1位 ハワイ(1位)
2位 シンガポール(4位)
3位 グアム(5位)
4位 韓国(2位)
5位 アメリカ(6位)
6位 台湾(3位)
7位 オーストラリア(7位)
8位 インドネシア(9位)
9位 タイ(10位)
10位 香港・マカオ(8位)

シンガポールが、コロナ禍後、初めて2位に浮上しました。また、アメリカも5位に浮上してトップ5入りを果たしています。

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シンガポール、アメリカ躍進の理由

JTBは、2位のシンガポールについて「時差が少なく、子ども向け観光施設が充実していることから家族旅行の支持が高い」と分析しています。治安も良好で旅行しやすいシンガポールに、ファミリーの注目が集まっているようです。

3位のグアムについては「フライト時間が短く、短期間で気軽に楽しめるリゾート」と、定番人気を分析しています。

5位に浮上したアメリカについては、方面別では西海岸の人気が高いとのこと。夫婦での旅行が約2割と多いのが特徴で、「日本人選手の活躍もありMLB観戦を目的とした旅行が人気」となっているそうです。

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円安が長引いて

韓国、台湾、香港・マカオといった東アジアの旅行先は、軒並み順位を下げています。とくに台湾は6位となり、トップ5から陥落しました。

ここ数年は円安が進み、航空券の高騰もあって、「安・近・短」志向が強く、東アジアは旅行先として人気でした。

しかし、それも長引いて、ちょっと遠出をしたくなってきたという旅行者心理があるのかもしれません。

あるいは、円安は今後もとまらないとみて、さらなる円安が進む前に、「いまのうちに」と足を伸ばしている可能性もありそうです。

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添乗員ありの旅行では

ちなみに、上記は「添乗員なし」の人気旅行先のランキングです。「添乗員ありの旅行」では、ランキングががらりと変わり、上位は軒並みヨーロッパ諸国となります。

1位 イタリア(1位)
2位 スペイン・ポルトガル(2位)
3位 スイス(4位)
4位 フランス(3位)
5位 中東欧(5位)

添乗員ありの人気旅行先は、毎年順位の変動は小さく、ヨーロッパ諸国が常にトップ5を占めています。ヨーロッパは観光名所が多彩で点在しているので、添乗員付きツアーのほうが効率よく観光でき、相対的に人気が高くなっているようです。

また、そもそもJTBのアンケートなので、JTBの添乗員ツアーが強いヨーロッパが上位に入りやすいという側面もありそうです。(鎌倉淳)

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