LCCスクート、関西~シンガポール・ホノルル直行便の時刻表と値段

アテネ線には接続せず

シンガポールの格安航空会社LCCスクートが、シンガポール~関西~ホノルル線を2017年12月19日に開設します。関西~ホノルル線はエアアジアに次ぐ2社目のLCCです。

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初のシンガポール直行便

スクートはシンガポール航空が100%出資するLCCで、中長距離路線を主力にしています。現在、日本へは成田空港と関西空港、新千歳空港へ乗り入れていて、関西からはバンコクまたは高雄を経由するシンガポール便の2路線が週3往復ずつ運航しています。

それに加えて、2017年12月19日に、シンガポール~関西~ホノルル線を週4便で運航を開始することを発表しました。

利用者は、関西~シンガポールまたは関西~ホノルル間のみ搭乗できます。関西~シンガポールは、ノンストップ直行便としては初めてのLCCです。関西~ホノルル線はエアアジアに次ぐ2社目のLCCです。

スクートホノルル線開設
画像:スクートプレスリリース

スクート関西~シンガポール、ホノルル時刻表

スクートの関西~シンガポール、ホノルル線スケジュールは以下の通りです。運航は週4便です。

関西~シンガポール
TR701 関西15:10→シンガポール21:10 火・水・土・日
TR700 シンガポール→10:45→関西17:30 月・火・土
TR700 シンガポール→09:55→関西16:55 金

関西~ホノルル
TR700 関西19:25→ホノルル07:30 月・火・土
TR700 関西18:50→ホノルル07:00 金
TR701 ホノルル09:35→関西14:00(+1) 月・火・金・土

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アテネ線とは曜日が合わない

スクートは、シンガポール~アテネといったヨーロッパ路線も運航していて、今後強化していくとしています。そのため、関西~シンガポール直行便を使えば、シンガポール乗り換えでヨーロッパに低価格で旅行することも可能になります。

ちなみに、スクートのシンガポール~アテネ線のスケジュール(冬期)は以下の通りです。

シンガポール~アテネ
シンガポール03:00→アテネ09:20(+1)火・土
アテネ11:45→シンガポール04:30(+1)火・土

時刻だけ見れば、シンガポールでの接続時間は往復とも6時間程度で、LCCとしては悪くないと思います。ただ、残念ながら曜日が合わないため、シンガポールで1日滞在が必要になります。スクートでは、1年をメドに関西~シンガポール線直行便を毎日運航にする予定なので、それを期待しましょう。

ホノルル往復1万8800円~

関西~シンガポール(直行便)の通常運賃は、エコノミークラスが往復2万4800円~、ビジネスクラスの「スクートビズ」が6万8800円~です。関西~ホノルル線の通常運賃は、エコノミークラスが往復1万8800円~、「スクートビズ」が11万8800円~です。

使用機材はボーイング 787-8型機で、スクートビズ18席、エコノミー311席です。需要に応じて、ボーイング 787-9型機(スクートビズ35席、エコノミー340席)を投入することもあるそうです。機内Wi-Fiでインターネット接続サービスに有料で対応します。(鎌倉淳)

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