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札幌駅前再開発、245mビルを分割整備へ。JR北海道が都市計画変更

段階整備に転換

JR北海道は、札幌駅南口の「北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」について、都市計画変更に向けた手続きを開始したと発表しました。

これまで計画していた西1丁目・西2丁目を一体整備する方式を見直し、2つの街区を分けて段階的に整備する方針へ変更します。先行して西2丁目街区を整備し、その後、西1丁目街区の整備を進めます。

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当初は高さ245mの一体型ビルを計画

北5西1・西2地区の再開発は、北海道新幹線の札幌開業を見据え、札幌駅前を北海道の玄関口として再整備する大型プロジェクトです。

従来計画では、両街区を一体化した地上43階・地下4階、高さ約245mの超高層複合ビルを整備する予定でした。延床面積は約38万6700平方メートルで、展望施設、ホテル、オフィス、商業施設、バスターミナルなどを備える構想でした。

しかし、2025年3月に建物を分割して段階整備する方針を公表。今回、その変更に伴う都市計画手続きに着手しました。

札幌駅再開発
画像:JR北海道プレスリリース

 
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西2丁目を先行、地下鉄東豊線との接続も計画

見直し後は、西2丁目街区を先行して整備します。

西2丁目街区には、地上11階・地下2階、高さ約80mのビルを建設し、2027年度着工、2030年度竣工を予定しています。施設にはクリニックモール、商業施設、バスターミナルなどを配置します。

また、西2丁目では札幌市営地下鉄東豊線との接続通路を新設し、駅周辺の回遊性向上を図ります。

西1丁目街区は後発整備となり、2030年度着工、2034年度竣工予定です。地上34階・地下4階、高さ約230mの超高層ビルを整備する計画で、展望施設、ホテル、オフィス、商業施設、バスターミナルなどを配置します。

札幌駅再開発
画像:JR北海道プレスリリース

 
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バスターミナルは両街区に整備

札幌駅前の交通結節機能は、計画変更後も維持されます。

再開発施設には、新幹線駅改札直結のアトリウム、駅前広場と建物を結ぶ歩行者空間、2つのバスターミナル、地下鉄駅との接続などを整備する計画です。

西1丁目街区が完成するまでの間は、現在路上に設置されている仮設バス乗降場を西2丁目側へ集約する方針です。

札幌駅再開発
画像:JR北海道プレスリリース

 
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「世界へつながる札幌の新たな顔」を目指す

JR北海道は、計画変更後も再開発の基本的な方向性は変えず、北海道新幹線札幌開業を見据えた新たな都市拠点づくりを進めるとしています。

施設面では、国際水準のホテル、高機能オフィス、北海道の魅力を発信する商業機能、展望施設などを導入する方針です。

また、省エネルギー化や災害時の一時滞在施設の確保、創成東地区との歩行者ネットワーク形成など、持続可能な街づくりも進めます。

札幌駅前の再開発の見直しの背景には、資材価格や労務費の上昇による建設費高騰があります。

そうした事情での計画変更ですが、段階的な整備によって事業継続性を確保しながら、北海道新幹線時代にふさわしい札幌駅前の新たな玄関口づくりを進める考えです。

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