ホーム 鉄道 被災・復旧

九州新幹線、熊本以南の再開見通し立たず。高速道も寸断、高速バスも運休続く

熊本地震、交通網寸断続く

最大震度7を観測した熊本地震により、九州南部の鉄道や道路で大きな被害が発生しています。九州新幹線は熊本~鹿児島中央間で運転再開の見通しが立っていません。高速道路でも被災地付近で通行止めが続いているため、高速バスも運休しています。

広告

九州新幹線は熊本以南で運休続く

JR九州によると、九州新幹線では熊本~鹿児島中央間で防音壁の落下や高架橋損傷など200か所以上の被害が確認されました。レールが破断するなどの損傷も見つかっており、引き続き被害状況を調査しています。

一方、博多~熊本間は、7月31日に運転を再開しました。ただし、運転するのは「つばめ」のみで、全列車各駅停車です。山陽新幹線との直通は中止されています。

在来線では、博多~熊本間が7月30日に運転を再開し、臨時快速列車も運転されました。一方、熊本~八代間では乗降場の破損などが報告されていて、運休が続いています。

肥薩おれんじ鉄道でも被害を確認中で、1週間程度の運転見合わせを明らかにしています。

熊本地震被災状況
画像:JR九州

 

広告

鹿児島方面は日豊本線経由で迂回

熊本以南が運休しているため、JR九州は日豊線の鹿児島中央~宮崎間に7月30日、31日に臨時特急を運転し、宮崎駅で小倉・博多方面への特急列車に接続する迂回ルートを設定しました。

ただし、この臨時特急は、7月31日の運転計画には掲載されていません。

広告

高速道路も通行止めが継続

高速道路では、九州自動車道の松橋IC~えびのIC間と、南九州自動車道の八代JCT~日奈久IC間で通行止めが続いています。

道路のひび割れや段差、橋梁の損傷などが確認されており、復旧作業が進められています。このため、鹿児島方面へは東九州自動車道経由の迂回が呼びかけられています。

高速道路被害熊本地震
画像:NEXCO西日本

 
広告

高速バスは運休、航空便は大幅増便

高速道路の通行止めの影響で、福岡~宮崎間や福岡~鹿児島間の高速バスは7月31日までの運休が決まっていて、8月1日以降は未定です。新八代~宮崎間は8月7日までの運休が決まっています。福岡~延岡間は運行しています。

一方、航空各社は代替輸送を強化しています。JALグループは福岡~鹿児島線で臨時便を設定し、1日5往復を運航しています。また、福岡~宮崎線は通常通り運航しています。

広告