JR西日本などが建設中の京都鉄道博物館が2016年4月29日のオープンと決まりました。そのオープン記念として企画されているのが、「京都鉄道博物館ウエディング」。博物館の車両展示スペースで挙式できるというプラン、結婚ご予定の方はいかがですか?
2016年4月29日オープン
JR西日本が発表した概要によりますと、京都鉄道博物館は梅小路蒸気機関車館と一体化した施設として2016年4月29日に開業します。蒸気機関車20両(うち動態保存車両8両)、新幹線0系・100系・500系、寝台特急「トワイライトエクスプレス」車両を含む計53両が展示される予定です。
敷地面積が30,016平米、延床面積が30,435平米とかなりの広さ。埼玉県の鉄道博物館の敷地面積が41,600平米、延床面積が28,200平米ですから、ほぼ同規模の施設とみていいでしょう。
京都鉄道博物館の入館料金も決まり、一般1,200円、大学・高校生1,000円、中学・小学生500円、幼児(3歳以上)200円となりました。動態保存の蒸気機関車「SLスチーム号」の乗車料金は高校生以上300円、中学生以下(3歳以上)100円です。
500系新幹線前で集合写真
さて、グランドオープンを記念した企画として発表されたのが「京都鉄道博物館ウエディング」。京都鉄道博物館とホテルグランヴィア京都のコラボです。
京都鉄道博物館ウエディングでは、京都鉄道博物館本館1階車両展示スペースで挙式を行い、ホテルグランヴィア京都で披露宴を行います。583系など往年の特急車両や500系新幹線に囲まれて人前式をおこない、親族などとの集合写真を撮影。その後、ホテルグランィヴィア京都の披露宴会場へ移動します。
披露宴会場の食事は、トワイライトエクスプレスのレストランで提供されたフランス料理を再現。ウエディングケーキも京都鉄道博物館にちなんだ特別なケーキが用意されます。
さらに、開業前の京都鉄道博物館で二人だけでの前撮り撮影もでき、オリジナル記念硬券も発行されるとのこと。関西の鉄道ファンなら垂涎の結婚式かもしれません。
お値段は235万円から
募集は限定1組2名。基本料金は披露宴50名で 235万円。利用人数は50名からで、挙式日は2016年6月5日(日) もしくは 2016年6月26日(日)のどちらかです。申し込み期間は2015年12月20日までです。
鉄道車両を前にした記念写真は楽しそうですし、トワイライトエクスプレスの料理を再現した披露宴という趣向もおもしろいですね。限定1組なので、テレビのニュースの取材がやってくるかもしれません。
記念になることは間違いない鉄道博物館ウェディング。興味のある方は、ぜひお早めにお問い合わせを。