常磐自動車道に、新たなパーキングエリア「大熊PA(仮称)」が整備されることになりました。東日本高速道路(NEXCO東日本)などが2026年度の休憩施設整備計画を発表し、福島県大熊町の大熊IC隣接地で整備に着手することを明らかにしました。
大熊IC隣接地に整備
NEXCO東日本、中日本、西日本の高速道路3社は、高速道路の休憩施設における利便性向上策として、2026年度の整備計画を公表しました。
このなかで、常磐自動車道に「大熊PA(仮称)」を新設すると発表しました。整備場所は福島県双葉郡大熊町の大熊IC隣接地で、2026年度から整備に着手します。
大熊ICは、常磐富岡IC~浪江IC間に2019年に開設されたインターチェンジです。福島第一原発事故からの復興を支える交通基盤として整備されました。

約50kmにわたり休憩施設なし
常磐道のこの区間では、四倉PAと南相馬鹿島SAの間が、休憩施設の空白区間となっています。
大熊IC周辺には現在、高速道路上から利用できる休憩施設はありません。そのため、四倉PAから南相馬鹿島SAまで、およそ50kmにわたりトイレ付き休憩施設がない状態が続いていました。
NEXCO各社は近年、休憩施設間の距離が35kmを超える「休憩空白地帯」の解消を進めており、大熊PAもその一環として整備されます。

復興まちづくりとの連携も
大熊町では、大熊IC周辺を交通結節点として活用する構想を進めています。
町が策定した「大熊IC周辺整備基本計画」では、高速道路と一般道の双方から利用できる道の駅を整備する予定です。駐車場や24時間利用可能なトイレ、燃料補給施設、RVパークなどを設置します。
大熊PAは道の駅の施設を利用できる形で作るため、PAじたいの施設はシンプルなものになるでしょう。
大熊PAの開所予定は2033年度です。道の駅は、それより早く2030年度の開業を予定しています。






















