東急が「時差Bizライナー」「時差Biz特急」を2019年夏も運転。時刻表を掲載!

田園都市線と東横線で

東急電鉄が田園都市線の「時差Bizライナー」と東横線の「時差Biz特急」を2019年夏も運転します。時差通勤の促進を目的として、早朝に運転する特別列車です。

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東急電鉄では、東京都の通勤ラッシュ混雑緩和プロジェクト「時差Biz」に連動した取り組みとして、「グッチョイモーニング」という混雑緩和策を実施しています。その一環として、2019年7月に、田園都市線で臨時特急「時差Bizライナー」を、東横線で「時差Biz特急」を運転します。

運転期間は2019年7月22日から31日までの平日8日間で、運転本数は1日各1本です。

東急時差Biz2019
画像:東急電鉄

田園都市線「時差Bizライナー」

田園都市線「時差Bizライナー」は、6時ちょうどに中央林間を発車し、長津田、あざみ野、溝の口の順に停車し、渋谷に6時43分に到着。そのまま半蔵門線に直通して押上まで運行します。半蔵門線内は各駅停車です。

「時差Bizライナー」の時刻表は以下の通りです。

■「時差Bizライナー」時刻表
中央林間06:00→長津田06:08→あざみ野06:17→溝の口06:27→渋谷06:43着→押上07:15着

田園都市線の急行の停車駅と比べると、青葉台、たまプラーザ、鷺沼、二子玉川、三軒茶屋の5駅が通過となります。急行の途中停車駅8駅のうち、時差Bizライナーが停まるのは3駅だけですから、「特急」の名にふさわしい通過っぷりです。

ただ、「時差Bizライナー」の中央林間~渋谷間の所要時間は43分。同区間の急行の日中標準所要時間は34~35分程度ですから、それに比べれば遅いです。朝6時台の急行は渋谷まで45分くらいかかりますから、それよりは若干速いです。

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東横線「時差Biz特急」

東横線「時差Biz」特急は、元町・中華街を6時14分に発車し、みなとみらい、横浜、菊名、武蔵小杉、自由が丘、中目黒に停車。渋谷に6時52分に到着します。停車駅は通常の特急と同じです。

横浜~渋谷間の所要時間は28分で、東横線特急の日中標準所要時間と同じです。東横線では、横浜を6時台半ばに出発する優等列車が少ないため、「時差Biz特急」の利用価値は高そうです。

■「時差Biz特急」時刻表
元町・中華街06:14→みなとみらい06:18→横浜06:24→菊名06:32→武蔵小杉06:39→自由が丘06:43→中目黒06:49→渋谷06:52着

クーポンがもらえる

田園都市線「時差Bizライナー」の運転は2017年以来3年目、東横線「時差Biz特急」
の運転は2018年に続き2年目です。2018年は、両列車あわせて1日あたり約2,300が利用し、乗車率は約70%でした。

2019年の取り組みとして、東急アプリをダウンロードして上記いずれかの列車に乗車した人に対し、「時差Biz応援クーポン」を配布します。クーポンでは、渋谷ストリーム2階の「かつおとぽんた」特製おにぎりがもらえたり、しぶそば全店舗でトッピングサービスが受けられたりします。

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