新青森駅に初の駅前ホテル。「東横イン」が2019年に開業へ

地上14階建ての大型ホテル

駅近くに宿泊施設がなかった新青森駅に、初の駅前ホテルが誕生します。ビジネスホテルチェーンの「東横イン」が2019年秋に開業する見通しとなりました。

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新青森駅から100メートル

青森市は、JR新青森駅周辺の石江土地区画整理事業にともなう一般保留地を、不動産賃貸業のパルハウスに売却することを発表しました。パルハウスはビジネスホテル「東横イン」を建設し、2019年秋に開業する計画です。新青森駅前の区画整理エリアにホテルができるのは初めてです。

新青森駅東口から100mほどの距離で、徒歩1~2分。土地面積は約2000平方メートルで、14階建てのホテルが建設されます。延べ床面積約4900平方メートル、客室数は246室と、かなり大きな規模です。パルハウスが建物を建設し東横インが運営します。

新青森駅東口
画像:青森市

開発制限を緩和

青森市ではコンパクトシティ政策を掲げていて、都市中心部への商業集積を目指しています。そのため、郊外部に位置する新青森駅周辺は、駅開業後しばらく、開発を抑制するため建築規制が厳しくなっていました。

しかし、2014年に規制緩和へ方針が変更され、大型の商業施設などが建てやすくなっています。そのため、更地が広がっていた新青森駅周辺も、これから少しずつ賑わいが増えていきそうです。

旅行者目線からすれば、新青森駅はいまや青森の玄関口ですし、駅前にホテルができれば便利でしょう。また、北海道&東日本パスなどで、早朝の新幹線を利用したりする場合にも使いやすくなりそうです。

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