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常磐線全線復旧へのロードマップ。2018年までに竜田~富岡、浪江~原ノ町が再開。富岡~浪江は時期未定。

政府から、常磐線の全線復旧への見通しが示されました。それによりますと、不通となっている竜田~原ノ町間のうち、小高~原ノ町間が2016年春までに運転再開し、浪江~小高間は2017年までの復旧を目指すとのこと。また、竜田~富岡間も2018年頃までの復旧を目指します。最後まで不通区間として残るのが富岡~浪江間ですが、その再開時期は明示されませんでした。

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2017年春までに浪江~原ノ町間が復旧

これは、2015年3月10日の復興推進会議で、国土交通省から示されたものです。それによりますと、現在不通となっているJR常磐線の富岡~原ノ町46kmと相馬~浜吉田間22.6kmのうち、小高~原ノ町間9.4kmが2016年春、浪江~小高間8.9kmが「遅くとも2年後の開通を目指す」とされました。つまり、2017年春頃までに、浪江~小高~原ノ町間18.3kmが復旧します。

相馬~浜吉田間も2017年春頃に運転再開見込みであることが決まっています。そのため、2017年春頃に、不通区間は竜田~浪江間27.7kmのみになります。

竜田~浪江間のうち、竜田~富岡間6.9kmについても、3年以内を目途にできるだけ速やかな開通を目指すとしており、2018年頃の復旧の見通しを示しています。最後に残るのは富岡~浪江間20.8kmですが、この区間は帰還困難区域を含んでおり、「除染や異常時の利用者の安全確保策を完了した後、開通」としただけで、運転再開時期は示されませんでした。

常磐線復旧

国道と高速道路はすでに通行可能

すでに、国道6号線は富岡~浪江間の通行禁止が解除されており、常磐道も開通して通行可能になっています。となると、時期は明示されなかったものの、常磐線の全線復旧時期もそう遠くはなさそうです。この発表がJRからではなく、国土交通省からなされたことは、この区間の運転再開はJRの判断というよりは国策として行う、ということなのでしょうか。

福島第一原発事故が起きたとき、再び常磐線に乗り通せる日は、自分が生きているうちに来ないのではないか、と心配したものです。それが10年程度で再び乗り通せるようになるわけで、関係者の努力に頭が下がるばかりです。

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