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ブラジルが日本人の観光ビザ免除へ。ビザを求める「最後の大国」はどこ?

6月からノービザに

ブラジルが日本人の短期滞在の観光ビザを免除すると発表しました。日本人の短期滞在で事前取得のビザが義務づけられている国は35カ国・地域ですが、その中でブラジルは屈指の大国でした。では、日本人にビザを求める最後の大国は、どこでしょうか。

6月17日よりビザ免除

ブラジル政府は2019年3月18日に、日本、アメリカ、カナダ、オーストラリアの4カ国の国民に対し、観光や短期商用の査証(ビザ)を免除すると発表しました。これまでのブラジルは相互主義に立っており、自国民にビザを求める国に対し、ビザなし滞在を認めてきませんでしたが、2019年1月に就任したボルソナロ大統領が方針を転換しました。

ビザ免除は2019年6月17日からです。同日以降、日本人はブラジルに入国する場合、90日以内の滞在なら観光ビザの取得が不要になります。また、現地で最大90日の滞在延長も可能で、約半年間のビザなし滞在が実現します。

ブラジル国旗

191カ国でビザなし渡航が可能に

英ジャージー島のコンサルティング会社ヘンリー&パートナーズがまとめた「パスポート・ランキング」の最新版によりますと、日本のパスポート保持者が事前取得のビザなし(アライバルビザ、電子渡航認証含む)で渡航できる国や地域は190カ国・地域で世界首位。

これにブラジルが加われば、191カ国・地域となります。世界首位の座を固めることになるでしょう。

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ビザが必要な国リスト

一方、現時点で日本人の渡航にビザが必要な国は、以下の通りです。

・アジア=アフガニスタン、ブータン、北朝鮮、パキスタン、トルクメニスタン。
・中東=イラク、サウジアラビア、シリア、イエメン。
・ヨーロッパ=ロシア。
・中南米=キューバ、ブラジル。
・オセアニア=ナウル。
・アフリカ=アルジェリア、アンゴラ、ブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、中央アフリカ、チャド、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、コートジボアール、赤道ギアナ、エリトリア、ガンビア、ガーナ、ギニア、リベリア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、シェラレオネ、南スーダン、スーダン。

これらの国のうち、ブラジルがノービザに転じることで、G20で日本人の渡航にビザが必要な国は、サウジアラビアとロシアのみになりました。この2カ国が、日本人に観光ビザを求める「最後の大国」といえます。

両大国のビザ緩和は?

サウジアラビアは、そもそも外国人の観光訪問を原則として受け入れておらず、観光ビザを発給していません。そのため、「ノービザ以前の問題」です。近い将来に観光訪問が解禁されると報じられていますが、ノービザは当面ありえないでしょう。

ロシアについては、極東に限り、電子ビザによる簡素化が実現しています。最近の日露交渉のなかで、ビザ免除も議題に挙がっているようなので、今後、ビザ要件が緩和する可能性はありそうです。