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千葉マリン「ドーム球場計画」の詳細。イオンモールと一体化、ボールパーク目指す

千葉の新名所に

プロ野球・千葉ロッテマリーンズの新球場について、千葉市などは屋内型のドームにする方針を明らかにしました。隣接するイオンモールや公園と一体化した「ボールパーク」として整備する方針で、実現すれば千葉の新名所になりそうです。

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基本計画の検討を開始

千葉市は2026年6月2日、千葉マリンスタジアム再構築事業に係る事業協力者を決定し、基本計画の検討を開始したと発表しました。

現状の千葉マリンスタジアム(ZOZOマリンスタジアム)を、JR京葉線幕張豊砂駅南側のイオンモールに隣接する場所に移転する計画です。その事業協力者をイオンモールに決定し、建設に向けて協定を締結した、ということです。

千葉マリン新スタジアム計画
画像:イオンモール

 
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ドーム球場に転換

新球場は、もともと屋外型スタジアムを想定していました。そのため、イオンモールも屋外型スタジアムの計画を立てて事業協力者の公募に応じ、提案しています。上記のイメージが屋外型で描かれているのはそのためです。

しかし、千葉ロッテマリーンズの要請もあり、固定式ドームの屋内型スタジアムとして建設する方針に転換しました。

整備費は屋外型で650億円と試算されていましたが、屋内型は倍近くの1000億円超になるとみられています。千葉市はベースとなる部分の600億円を負担し、屋根の費用など残りは球団など民間事業者が負担する方針です。ただ、具体的な負担割合などは未決定です。

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幕張豊砂駅から徒歩7分

建設予定地は幕張メッセの駐車場で、イオンモール幕張新都心に隣接します。JR京葉線の幕張豊砂駅からは直線距離で約350m。歩いた場合、7分程度になりそうです。

イオンモールの提案書によると、幕張豊砂駅からイオンモール、豊砂公園、スタジアムまでを有機的に接続し、スポーツ・商業・公共空間が一体となった都市空間の形成を目指します。

豊砂地区全体を「ボールパーク」として、一体化したまちづくりを推進するということです。

千葉マリン新スタジアム計画
画像:イオンモール

 
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3つのゲートを配置

具体的な施設配置としては、幕張豊砂駅側(内野側)に「スタジアムの顔」となるメインゲートを配置します。外野側にも二つのゲートを設け、一つは豊砂公園とデッキで接続し、もう一つは幕張メッセにつながる歩行動線を整備します。

幕張メッセ側のゲート付近には、幕張本郷駅方面へのバス発着場も設置し、JR総武線、京成千葉線へのアクセスを確保します。幕張豊砂駅の規模がやや小さいこともあり、幕張本郷駅へのバス輸送を強化することで、球場アクセスの分散を図る計画です。

千葉マリン新スタジアム計画
画像:イオンモール

 
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365日営業を想定

ボールパークは365日の営業を想定します。プロ野球開催日以外にも賑わいを創出するため、飲食店やフードホール、エンタメ施設の導入を検討します。さらに、球場に接するホテルも誘致します。

イオンモールと球場の間に位置する豊砂公園も、同社が再整備を実施し、カフェなどを新設します。

イオンモール、豊砂公園、新球場の商業施設を、イオンが一体的に運営することになります。

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千葉の新名所に

千葉市やイオンモールが公表した計画概要は以上です。「ドーム」ばかりが注目されますが、近隣施設と一体化した「ボールパーク計画」は壮大で、実現すれば、千葉市の新名所となるのは間違いないでしょう。

また、JR京葉線の幕張豊砂駅から近く、現在のマリンスタジアムよりも鉄道アクセスはラクになりそうです。観戦するファンにはうれしいところでしょう。

開業予定は2034年頃です。事業費の高騰など懸念もありますが、実現を楽しみにしたいところです。(鎌倉淳)

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旅行総合研究所タビリス代表。旅行ブロガー。旅に関するテーマ全般を、事業者側ではなく旅行者側の視点で取材。著書に『鉄道未来年表』(河出書房新社)、『大人のための 青春18きっぷ 観光列車の旅』(河出書房新社)、『死ぬまでに一度は行きたい世界の遺跡』(洋泉社)など。雑誌寄稿多数。連載に「テツ旅、バス旅」(観光経済新聞)。テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」ルート検証動画にも出演。