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京阪中之島線九条延伸、最速2034年開業も。「4年で完成」社長が見通し

社長が早期開業に意欲

京阪ホールディングスの平川良浩社長は、中之島線の九条延伸について、最速で2030年ごろに着工し、4年で完成するという見通しを示しました。早ければ2034年頃に開業できる計算です。

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2kmの延伸計画

京阪中之島線は、天満橋~中之島間3.0kmの路線です。大阪・夢洲で建設中のIR(統合形リゾート)へのアクセスのため、大阪メトロ中央線の九条駅までの2.1kmを延伸する計画があります。

共同通信などによりますと、この計画について、京阪ホールディングスの平川良浩社長は2026年5月12日の記者会見で、完成まで4年を要するという見通しを示しました。

また、着工時期は「早くても2030年」としました。したがって、開業時期は、最速で2034年ごろになります。

京阪中之島線延伸
画像:地理院地図を加工

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事業費660億円

夢洲へのアクセス鉄道については、大阪府市が2025年8月に調査結果を公表しています。

それによりますと、京阪中之島線九条延伸の事業費は約660億円で、開業すれば、九条乗り換えで中之島~夢洲間が22分、祇園四条~夢洲間が78分で結ばれます。

ただ、具体的な着工時期や工期については、これまで明らかにされていませんでした。今回、京阪HDの社長により、初めて見通しが示されたことになります。

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早期着工に意欲

大阪では、なにわ筋線が2031年春に開業する予定です。工事のリソースを考えれば、なにわ筋線の工事が終わりを迎える2030年ごろは、着工の好機でしょう。

ただ、環境アセスなどの手続きを考えれば、2030年着工はギリギリのスケジュールです。また、工期4年というのも、すべてが順調にいった場合の話でしょう。

したがって、現実に2034年に開業できるかといえば、難しい印象もあります。

ただ、平川社長は、記者会見で早期着工への意欲も示しました。2kmあまりと短い区間ですし、事業者が前向きならば、大きく遅れることにはならないかもしれません。(鎌倉淳)

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