京成スカイライナーの京成上野~成田空港間の片道価格が、2028年3月に片道3,000円となる見通しです。京成電鉄が運賃と料金を値上げする方針を明らかにしました。値上げにより、成田エクスプレスや空港リムジンバスと同水準になります。
スカイライナーは計3,000円に
京成電鉄は2026年11月6日、国土交通省に運賃改定を申請しました。2028年3月の実施予定で、平均改定率は14.1%です。
京成上野~成田空港間の普通運賃(大人・きっぷ)は、成田スカイアクセス線経由で現行1,280円から1,500円に、京成本線経由で1,050円から1,230円に引き上げます。
スカイライナーについては、2027年3月13日に特急料金を一律200円引き上げる予定です。京成上野~成田空港間では、現行1,300円から1,500円になります。
これにより、スカイライナーの大人片道料金(きっぷ利用)は、2027年3月に2,580円から2,780円に上昇。2028年3月の運賃改定後は3,000円となり、現行比420円(約16%)の値上げとなります。

成田エクスプレスは3,140円
成田空港アクセスでは、JR東日本の成田エクスプレスも利用できます。
成田エクスプレスの普通車指定席の料金は、東京~成田空港間が現行3,140円、新宿~成田空港間が3,330円です。いずれも乗車券と特急券を合わせた金額です。
スカイライナーが3,000円になれば、東京駅発着の成田エクスプレスとの価格差は140円となります。
スカイライナーは京成上野・日暮里発着ですが、成田エクスプレスは東京・品川・渋谷・新宿などに直通していることから、都内側の利用駅によっては、成田エクスプレスの優位性が高まる場合もありそうです。
リムジンバスは3,100円
バスも見てみましょう。東京空港交通が運行する空港リムジンバスの現行運賃は、東京駅~成田空港間が片道3,100円です。東京シティエアターミナル(T-CAT)発着も同額です。新宿駅~成田空港間は3,600円です。
スカイライナーの価格が3,000円になると、東京駅発着のリムジンバスの現行運賃との価格差は100円に縮まります。
リムジンバスは都内各地の主要駅やホテルなどから利用でき、乗り換えずに成田空港へアクセスできます。所要時間は道路の混雑状況によって変動しますが、渋滞がなければTCATから60分程度です。
格安バスは1,500円
東京駅~成田空港間では、格安バス「エアポートバス東京・成田」(TYO-NRT)も運行しています。
現行運賃は通常便が片道1,500円で、スカイライナーの新価格3,000円の半額です。
東京駅から成田空港までは最短約60分で、通常便は予約不要で利用できます。
スカイライナーの値上げ後も、格安バスの運賃が現行水準であれば、両者の価格差は1,500円と広がります。
なお、成田エクスプレス、空港リムジンバス、エアポートバス東京・成田の価格は2026年11月現在のものです。現時点で値上げ予定は発表されていませんが、京成電鉄が運賃改定を予定する2028年3月時点では変更される可能性があります。(鎌倉淳)






















