タイの格安航空会社LCCのノックスクートが解散を決議しました。日本にも就航していましたが、すべて運航終了となるようです。
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成田、関西、新千歳に路線
ノックスクートは、タイ・バンコクのドンムアン空港を拠点とする格安航空会社LCCです。タイの格安航空会社ノックエアと、シンガポールの格安航空会社スクートが出資しています。
ボーイング777-200ER型機を使用する中距離対応のLCCで、バンコクを拠点に中国、台湾、日本、インドなどに就航。日本へは成田、関西、新千歳の3空港に乗り入れていました。ただし、いずれも新型コロナウイルスの感染拡大により運休中です。
同社は2020年6月26日の取締役会で事業終了と会社清算を決議。同社告知によりますと、新型コロナウイルスの影響で事業継続が困難と判断したとのことで、425人の従業員は解雇されました。
現時点で同社の日本語ウェブサイトには何の告知もありませんが、日本への3路線は、このまま廃止になるとみられます。
新型コロナウイルスの感染拡大後、タイを拠点とする航空会社の経営破綻は、タイ国際航空に続き2社目となります。
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