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白馬八方尾根、リフト1日券9,800円。「1万円の壁」は来季突破か

白馬、大型スキー場は1万円水準に

白馬八方尾根スキー場が、2026-2027シーズンのリフト料金を発表しました。ハイシーズンの大人1日券は9,800円。前シーズンから1,100円値上げしますが、1万円には達しませんでした。白馬エリアでは大型スキー場の1日券が1万円水準に近づいていて、八方も新ゴンドラが開業する来季には大台を超える可能性がありそうです。

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1日券は9,800円

白馬八方尾根スキー場の2026-2027シーズンは、ハイシーズンの大人1日券を9,800円に設定しました。前シーズンの8,700円から1,100円、約13%の値上げです。ハイシーズンは2026年12月19日~2027年3月22日です。

オンラインで新規購入する場合も9,800円で、手持ちのICチケットにチャージする場合は9,500円です。シーズンインとスプリングシーズンは大人1日券6,400円、チャージ購入なら6,200円としています。

前シーズンのハイシーズン1日券は8,700円でしたので、値上げ幅は小さくありません。それでも今季は9,800円にとどまり、1万円を超えませんでした。

八方尾根スキー場

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マインバー割引

今季はマイナンバーを利用した割引も設定します。長野、新潟、富山、岐阜、愛知、静岡、埼玉、群馬、山梨の9県の住民を対象に、18~39歳は1日券と1,500円分の食事券をセットで8,100円、40歳以上は8,400円とします。

この場合、実質的なリフト券価格は6,000円台に収まるので、値頃感があります。インバウンドの増加によりリフト券が高騰するなか、近隣住民に対して配慮した形です。

全国47都道府県の住民を対象としたマイナンバー割引も設定され、2日券のみ13,800円です。宿泊して八方を2日間楽しむ場合、1日6,000円台で楽しめるチケットを提供する形です。

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白馬は1万円水準に

八方尾根が9,800円にとどまった一方、白馬エリアでは主要スキー場の1日券が1万円前後まで上昇しています。

9月3日時点で2026-2027シーズンの料金を発表している主なスキー場について、大人1日券を前シーズンと比較すると、以下の通りです。

■白馬エリア2027年シーズンリフト券価格
白馬八方尾根:9,800円(8,700円、△13%)
つがいけ:9,800円(8,200円、△20%)
白馬五竜・Hakuba47:10,000円(9,500円、△5%)
白馬岩岳:7,500円(7,000円、△7%)
乗鞍温泉・コルチナ共通:6,500円(6,200円、△5%)
Hakuba Valley全山共通券:11,100円(10,400円、△7%)
※()内は前年価格、値上げ率

五竜・Hakuba47の10,000円には、返却可能なICカード保証金500円が含まれています。返却すれば500円が戻るため、実質的な窓口のリフト券代は9,500円です。手持ちのICカードにオンラインでチャージする場合は8,200円となりますので、実質的なリピート割引を導入しています。

ということで、白馬のすべてのスキー場が1万円近いわけではありませんし、地域住民やリピーター向けの配慮もあります。それでも、八方、つがいけ、五竜・47という大型スキー場で、新規購入の1日券がほぼ1万円という価格帯になりました。

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つがいけは新リフト導入で20%値上げ

なかでも今季、大きく値上げするのがつがいけマウンテンリゾートです。大人1日券は前シーズンの8,200円から9,800円へ、1,600円値上げします。率にすると約20%の上昇です。

栂池では今季、「ハンの木第3クワッドリフト」を35年ぶりに架け替えます。従来の4人乗りから6人乗りに更新し、新名称を「T3」として2026年12月に運行を開始する予定です。

設備更新と料金改定の因果関係を明確にしているわけではありませんが、新しいリフトを導入するシーズンに、1日券が8,200円から9,800円へ大きく上昇する形となりました。

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八方は来季に新ゴンドラ

八方尾根も、大型設備の更新を控えています。

名木山エリアからうさぎ平までを結ぶ新ゴンドラを建設し、2027年12月の開業を予定しています。全長2,180m、高低差652mで、10人乗りキャビンを採用。輸送力を現在の毎時1,350人から2,400人へ高めます。ベースエリアでは新たなセンターハウスなども整備する計画です。

2026-2027シーズンは新ゴンドラ開業前、最後のシーズンです。1日券は前シーズンから13%値上げしながらも、9,800円と1万円未満に収めました。

新ゴンドラ開業後のリフト料金はまだ発表されていません。ただ、白馬エリアの価格動向をみると、新ゴンドラが開業する2027-2028シーズンには、八方尾根の1日券も1万円を超える可能性が高そうです。(鎌倉淳)

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