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旭川十勝道路「富良野道路」が開通。JR富良野・根室線への影響は?

将来は旭川と占冠を結ぶ高規格道路に

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旭川十勝道路の一部である「富良野道路」が、2018年11月24日に開通しました。8.3kmの短距離バイパスですが、将来的には旭川と帯広を結ぶ高規格道路の一部となる計画です。

北の峰~布部間8.3km

旭川十勝道路は旭川~占冠間120kmを結ぶ地域高規格道路の総称です。その一部区間として建設された富良野道路の北の峰IC~布部IC間8.3kmが、2018年11月24日に開通しました。

富良野道路は自動車専用道路で、通行料は無料。途中、富良野ICが設置されています。国道38号線のバイパス的な位置づけで、富良野市街地を回避できます。これにより、旭川~占冠間が夏季5分、冬季9分短縮されます。

観光シーズンの富良野市街地の渋滞も緩和が期待されていますし、新千歳空港から富良野スキー場を目指す場合も、少し便利になりそうです。

富良野道路
画像:国土交通省

2区間で建設中

旭川十勝道路は、1994年に高規格道路の計画路線に指定されました。今回の富良野道路のほか、富良野北道路(北の峰~中富良野)5.7kmと、旭川東神楽道路(東旭川~東神楽)10.1kmの2区間で建設工事が進められています。

富良野北道路は富良野道路と連続していて、完成すれば中富良野~布部間14kmが自動車専用道路でつながります。

旭川東神楽道路は、旭山動物園付近と旭川空港付近を結ぶもので、既存の道路の4車線化などをおこないます。完成すれば北海道縦貫自動車道と旭川空港のアクセスが改善されます。

「単独では維持困難」路線と並行

旭川十勝道路全体の完成は見通せませんが、今後、東神楽~中富良野間と布部~占冠間の整備も進められていくとみられます。

一方で、並行するJR北海道の富良野線と根室線(富良野~新得)については、JR北海道が「単独で維持困難」としています。

今回の富良野道路は短いので、鉄道への影響は少ないと思われますが、旭川十勝道路の整備が進められていく場合、これら路線の存廃にどう影響を及ぼすのでしょうか。(鎌倉淳)


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