特急「スーパーあずさ」に新型車両を投入へ。2016年度にも登場。全席コンセント、Wi-Fiも完備

JR東日本が、特急「スーパーあずさ」などに新型車両を投入することを決めたようです。

この新型車両は2016年度以降に投入する方針で、カーブを高速で通過する際に車体下部にある「空気ばね」によって客室を緩やかに傾けます。いわゆる振り子式ですが、現在の「スーパーあずさ」などで使用されているE351系のような本格的な振り子車両ではなさそうです。各座席にコンセントを設け、無線LAN(Wi-Fi)でのインターネットに接続も完備します。

中央本線は高速バスとの競争が激しく、実際に利用してみると高速バスのほうが安くて快適だったりします。JRとしては新型車両によって高速バスに対する競争力を高める目論見です。この新型車両は「スーパーあずさ」、「あずさ」のほか「かいじ」にも使用され、将来は新型車両に統一されるようです。現在の中央線特急車両は全て置き換えになります。

車両の仕様詳細まだ明らかではありませんが、どちらかというと高速性よりも快適性に重点を置いている様子。どのみち圧倒的な速度差を付けることはできませんから、快適性と定時性をしっかり確保して欲しいものです。

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