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JAL、伊丹空港の北海道・沖縄路線を大増便。帯広就航、旭川、女満別は通年化

新幹線並行路線は縮小へ

JALは2026年10月25日からの冬ダイヤで、大阪・伊丹空港発着の北海道・沖縄路線を拡充します。帯広線を新規開設するほか、旭川線と女満別線を通年運航化。また、JAL、ANAともに新千歳、那覇線を増便し、伊丹発着の長距離国内線がさらに充実します。

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新千歳、那覇線も強化

日本航空(JAL)が8月18日に発表した2026年度冬期の運航計画によりますと、伊丹~帯広線は2026年12月1日から1日1往復で運航を開始します。

伊丹~旭川線は1日1往復を設定します。これまで夏期は季節運航として1往復を設定していましたが、冬期も10月25日から1往復を運航し、通年運航化します。

伊丹~女満別線も同様で、夏期は季節運航の1往復でしたが、2027年2月1日から通年運航となります。

これにより、JALの伊丹発着北海道路線は、札幌(新千歳)、函館、旭川、帯広、女満別の5空港に広がります。

既存の北海道路線も強化されます。伊丹~新千歳線は、現行の1日5往復が6~9往復となります。

JAL

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長距離路線制限を緩和

今回の通年化の背景にあるのは、伊丹空港の長距離路線制限の緩和です。

伊丹空港では、1,000kmを超える国内線について、1日17往復という上限が定められていました。対象となるのは、北海道・沖縄方面の路線です。

この制限について、国土交通省の「国内航空のあり方に関する有識者会議」が、2026年5月に見直しを提言しました。新幹線と競合する短距離路線から、航空の優位性が高い長距離路線へ、発着枠を振り向けるという考え方です。

有識者会議の報告を受け、JALでは、さっそく伊丹発着の北海道路線を強化したというわけです。

北海道方面だけでなく、沖縄方面の那覇線も、現行の2往復から4~6往復へと増便されます。

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新幹線競合路線は縮小

かわりに、新幹線と競合する路線は縮小されます。

JALの伊丹発着では、福岡、大分、熊本線が減便対象です。福岡線は4往復から2往復に、大分線は3往復から2往復に、熊本線は4往復から2往復になります。

関西空港発着の那覇線も、3往復から1往復に減便されます。

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ANAも北海道・沖縄路線を拡大

全日本空輸(ANA)でも、伊丹発着の北海道・沖縄路線を拡大します。新千歳線を現行の5往復から6~7往復、函館線を1往復から2往復に増便します。那覇線は4往復から5~6往復に増便となります。

一方、ANAでは、伊丹発着の羽田、福岡、松山、大分路線を減便します。羽田線を15往復から14往復に、福岡線を5往復から4往復に、松山線を8往復から7往復に、大分線を4往復から2往復にします。

これにより、JAL、ANAとも、伊丹発着の北海道・沖縄路線が大幅に強化されるいっぽう、九州方面を中心に、比較的短距離の路線が縮小されることになります。(鎌倉淳)

【関連記事】伊丹空港「羽田・福岡」減便も。北海道・沖縄路線拡大へ、国交省で議論

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旅行総合研究所タビリス代表。旅行ブロガー。旅に関するテーマ全般を、事業者側ではなく旅行者側の視点で取材。著書に『鉄道未来年表』(河出書房新社)、『大人のための 青春18きっぷ 観光列車の旅』(河出書房新社)、『死ぬまでに一度は行きたい世界の遺跡』(洋泉社)など。雑誌寄稿多数。連載に「テツ旅、バス旅」(観光経済新聞)。テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」ルート検証動画にも出演。