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伊丹空港、九州路線はどう変わる? 冬ダイヤ再編まとめ。福岡線は45%減

熊本、大分も減便

2026年の航空路線冬ダイヤで、伊丹空港と九州各地を結ぶ航空路線が再編されます。JAL、ANAが福岡、大分、熊本線を減便。IBEXは福岡線から撤退し、大分線に再参入。大分のANA減便分を補う形となります。各社の動きをまとめました。

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JALは福岡、熊本を半減

2026年冬ダイヤは10月25日に始まります。大きな路線再編があったのは、伊丹空港です。これまでの長距離路線制限が見直され、JAL、ANAとも、北海道・沖縄路線を増便させました。

代わりに主要な削減対象となったのが九州路線です。

JALは、福岡線を1日4往復から2往復、大分線を3往復から2往復、熊本線を4往復から2往復に減便します。福岡、熊本線は半減となります。

宮崎線は2027年1月4日~2月28日の期間限定で、5往復から6往復に増便しますが、例年通りの季節増便です。長崎、鹿児島線は今回の増減便対象に入っていません。

直近の6月実績では、JALの座席利用率は福岡線86.9%、大分線69.1%、熊本線73.9%、宮崎線66.5%、鹿児島線72.1%、長崎線72.9%でした。

減便率の高い福岡線は、比較的高い利用率で、今回の減便が、単純に座席利用率だけを判断材料としたのではないことがうかがえます。

伊丹空港

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ANAも福岡、大分を減便

ANAは伊丹発着の福岡線を5往復から4往復、大分線を4往復から2往復に減便します。大分線についてはIBEXとのコードシェアを開始します。

ANAの6月実績を見ると、福岡線の搭乗率は74.8%、大分線は72.5%、熊本線67.6%、宮崎線60.6%、鹿児島線71.8%、長崎線70.2%でした。

熊本、宮崎、鹿児島、長崎線については、今回のANAの下期事業計画変更では増減便は示されていません。JALが半減させる熊本線は、6往復を維持します。

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IBEXは福岡から大分へ

IBEXは冬ダイヤで伊丹~福岡線の2往復を取りやめる一方、伊丹~大分線を2往復で再開します。

この結果、伊丹~福岡線は夏ダイヤのJAL4往復、ANA5往復、IBEX2往復の計11往復から、冬ダイヤではJAL2往復、ANA4往復の計6往復へ減少します。

伊丹~大分線はJAL3往復、ANA4往復の計7往復から、JAL2往復、ANA2往復、IBEX2往復の計6往復となります。IBEXの大分2往復はANAとコードシェアをします。

大分線はJALが1往復減、ANAも2往復減となりますが、ANAの減便分をIBEXの2往復が補う形です。IBEXが使用するCRJ700は70席のリージョナル機ですが、現状のANA便もDHC-8-400で70席クラスなので、機材の大きさに大差ありません。

IBEXは2029年度以降に、ANAのエンブラエルE190-E2型機を共通事業機として、受託専業となる見込みです。そのため、ANA・IBEXの伊丹~大分線は、数年後にIBEX運航のエンブラエルによるANA便に集約される可能性が高そうです。

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関空~九州は大きな変更なし

関西空港では、Peachが福岡、長崎、宮崎、鹿児島への路線を運航しています。

ANAグループが発表した2026年度下期事業計画の変更では、Peachの国内線で減便・運休対象となったのは関西~釧路、女満別、成田~石垣線で、関西~九州各線は対象に含まれていません。

そのため、伊丹のANAの減便を関空のピーチ便で補うというわけではありません。

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まとめてみると

2026年冬ダイヤの、伊丹空港発着の九州路線の増減便をざっくりまとめると、以下のようになります。

・福岡:11往復→6往復(JAL2、ANA1、IBEX2減)
・大分:7往復→6往復(JAL1、ANA2減、IBEX2増)
・長崎:変更なし
・熊本:10往復→8往復(JAL2減)
・宮崎:基本的に変更なし。JALは1~2月に前年同様の季節増便
・鹿児島:変更なし

結局のところ、目立つのは伊丹~福岡線です。3社そろって供給を削減し、便数ベースの削減率は約45%に達します。

JAL、ANAとも福岡線の直近の座席利用率が極端に低いわけではありません。それでも大幅減便に踏み切る背景には、新幹線と競合する路線の収益性が低いという問題があるのでしょう。

北海道・沖縄など、航空の優位性が高く、収益性に優れた長距離路線へ経営資源を振り向ける狙いがありそうです。(鎌倉淳)

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