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東京圏の朝ラッシュ混雑率、埼京線は167%。全国最高は日暮里・舎人ライナー176%

国交省、2025年度混雑率を公表

国土交通省が2025年度の都市鉄道混雑率調査を公表しました。東京圏31区間の平均混雑率は143%、大阪圏20区間は117%、名古屋圏8区間は126%で、コロナ禍前より低い水準が続いています。

なかでもJR埼京線は167%と東京圏の鉄道路線で最も混雑しました。また、新交通システムでは日暮里・舎人ライナーが176%で最も高い混雑率となっています。地方では、西日本鉄道貝塚線が169%と全国トップクラスの混雑率を記録しました。

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東京圏鉄道は埼京線がトップ

東京圏の鉄道路線で最も混雑したのはJR埼京線(板橋→池袋)の167%でした。続いて、東京メトロ日比谷線(三ノ輪→入谷)の163%、東京メトロ東西線(木場→門前仲町)とJR総武快速線(新小岩→錦糸町)が160%などが続きました。

さらに、JR東海道線(川崎→品川)が159%、JR中央快速線(中野→新宿)とJR京浜東北線(川口→赤羽)がともに158%となるなど、都心へ向かう幹線で高い混雑率が目立ちました。

一方で、JR中央・総武緩行線(代々木→千駄ヶ谷)は93%、東京メトロ半蔵門線(渋谷→表参道)は111%、東急東横線(祐天寺→中目黒)は124%となるなど、比較的混雑率の低い路線もみられます。

コロナ禍を契機としたテレワークや時差出勤の定着が、混雑率の低下につながっているとみられます。

埼京線

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大阪圏では阪急神戸線が最高に

大阪圏で最も混雑したのは阪急神戸線(神崎川→十三)の145%で、大阪メトロ中央線(森ノ宮→谷町四丁目)の137%、京阪本線(野江→京橋)の134%、大阪メトロ御堂筋線(梅田→淀屋橋)の132%などが続きます。

JR西日本では大阪環状線(鶴橋→玉造)が123%、東海道線緩行(東淀川→新大阪)が119%、阪和線快速(堺市→天王寺)が118%となっており、東京圏と比べると混雑は抑えられています。

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名古屋圏は名鉄本線が最混雑

名古屋圏で最も混雑したのは名鉄名古屋本線東側(神宮前→金山)の142%でした。名鉄常滑線(豊田本町→神宮前)、犬山線(下小田井→枇杷島分岐点)、瀬戸線(矢田→大曽根)が141%と続き、名鉄線の混雑が目立ちます。

名古屋市営地下鉄では名城・名港線(金山→東別院)が134%、東山線(伏見→名古屋)が128%となりました。JRでは中央線(新守山→大曽根)が128%です。

一方、JR東海道線(熱田~名古屋、枇杷島→名古屋)は97%で、100%を下回りました。

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地方都市でも混雑続く。西鉄貝塚線169%

三大都市圏以外では、西日本鉄道貝塚線(名島→貝塚)が169%で、全国でも屈指の混雑率となりました。

貝塚線は2両編成で運転される路線ですが、福岡市地下鉄箱崎線と貝塚駅で接続するため、高い混雑率が続いています。

地方のJRでは、新潟都市圏の混雑が目立ちました。JR白新線(東新潟→新潟)は144%、JR信越線(新津→新潟)は137%となり、県都・新潟へ向かう通勤需要の大きさがうかがえます。

仙台圏でも仙石線(陸前原ノ町→仙台)が123%、東北線(岩沼→仙台)と仙山線(作並→仙台)が111%となっており、朝ラッシュ時の混雑が続いています。

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札幌、福岡の地下鉄も混雑

地方の地下鉄では札幌市営地下鉄東西線が136%と最も高く、福岡市地下鉄七隈線が130%、空港線が129%で続きました。

一方、地方都市の地下鉄では100%前後にとどまる路線も目立ちます。

準大手・中小民鉄では、筑豊電気鉄道や熊本電気鉄道、広島電鉄宮島線などで100%を超える区間がありました。一方、能勢電鉄日生線や関東鉄道竜ヶ崎線、水間鉄道などでは混雑率が低く、地域による差が大きく表れています。

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全国最高は日暮里・舎人ライナー176%

モノレールや新交通システムで最も混雑率が高かったのは、東京都の日暮里・舎人ライナー(赤土小学校前→西日暮里)の176%で、全国で最も高い混雑率となりました。

続いて湘南モノレール(江の島→大船)が157%、アストラムライン(牛田→白島)の153%が続きます。千葉都市モノレール2号線(千葉公園→千葉)が148%、埼玉新都市交通(鉄道博物館→大宮)が127%、愛知高速交通(杁ヶ池公園→長久手古戦場)が119%でした。

一方、東京モノレールは86%、ゆりかもめは92%、多摩都市モノレールは98%、大阪メトロ南港ポートタウン線は99%、北九州モノレールは80%、ユーカリが丘線は36%となるなど、100%を下回る路線も少なくありませんでした。

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コロナ後も混雑は完全には戻らず

今回の調査では、首都圏の主要幹線で150~160%台の混雑が続いていることが明らかになりました。とはいえ、東京圏の平均混雑率は143%にとどまり、コロナ禍前に150%台後半から160%台で推移していた時期と比べると低い水準です。

人口減少や、時差出勤・在宅勤務の定着で、全国的には混雑緩和が進んでいます。しかし、一部の路線では依然として150%を超える混雑が続いているわけです。一方、地方では都市圏でも利用が伸び悩む路線が少なくありません。

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