福岡~鹿児島間の高速バス「桜島号」で、約6年ぶりに夜行便が復活します。2026年9月1日から1日1往復を運行し、鹿児島発は福岡空港国際線ターミナルにも乗り入れます。宿泊費の高騰や夜間移動ニーズの高まりを受けたもので、インバウンド需要の取り込みも狙います。
約6年ぶりの夜行便
西日本鉄道とJR九州バスは、福岡~鹿児島間の高速バス「桜島号」で、2026年9月1日から夜行便の運行を再開します。夜行便の設定は、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年6月に運休して以来、約6年ぶりです。
近年は観光需要の回復に加え、ホテル宿泊費の高騰を背景に、夜間に移動して時間と宿泊費を節約したいというニーズが高まっています。今回の復活は、そうした利用者の需要に対応するものです。
夜行便は1日1往復を運行します。予約受付は8月1日午前8時に開始します。

運賃は8,000円~
運賃は通常運賃が大人片道8,500円、WEB予約・事前決済限定のWEB割引運賃は8,000円です。小児・障がい者割引も設定します。
夜行便は往復割引や乗継割引、回数券、定期券は利用できません。また、SUNQパスやALL KYUSHU PASSなどのフリーパスも対象外です。
「桜島号」夜行便の時刻表
「桜島号」夜行便の運行時刻は、福岡発は西鉄天神高速バスターミナルを23時ごろに出発し、博多バスターミナルを経由して鹿児島へ向かいます。鹿児島中央駅前には翌朝5時半ごろに到着します。
鹿児島発は22時30分ごろに鹿児島中央駅前を出発し、翌朝5時50分ごろに福岡空港国際線ターミナル、6時10分ごろに博多バスターミナル、6時20分ごろに西鉄天神高速バスターミナルへ到着します。
所要時間は約6時間半~7時間です。途中、トイレ休憩と乗務員の仮眠休憩を兼ねた停車を設けます。
福岡空港国際線に乗り入れ
今回の夜行便では、鹿児島発福岡行きが福岡空港国際線ターミナルへ乗り入れるのが特徴です。海外へ出発する訪日外国人旅行者が、鹿児島など九州南部から夜行バスを利用し、そのまま国際線へ乗り継げるようになります。
福岡空港国際線の利用者が増加するなか、高速バスと国際線を組み合わせた新たな移動需要の取り込みを目指します。
全席充電設備付き
使用する車両は4列シート・36席仕様です。このうち14席を女性専用席とし、全席に座席間仕切りカーテンを設置します。各座席にはコンセントまたはUSBポートによる充電設備を備え、無料Wi-Fiや車内トイレも設置します。
「桜島号」の昼行便は引き続き13往復を運行します。夜行便が加わることで、福岡と鹿児島を結ぶ高速バスの利便性はさらに高まりそうです。























