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阪急電鉄が「弱冷房車」を削減へ。2両から1両に、猛暑に対応

他社並みに

阪急電鉄は、これまで7~8両編成の列車で2両設定していた「弱冷房車」を、1両に削減すると発表しました。近年の猛暑を受けた対応です。

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梅田側2両目に集約

阪急電鉄は、7両編成と8両編成の列車で2両設定していた「弱冷房車」を、1両に削減することを発表しました。

これまでは、編成の両端に近い位置に弱冷房車を計2両配置していましたが、これを「大阪梅田側の2両目」のみの1両に集約します。

2025年に実施された実証実験の結果を踏まえたもので、2026年夏以降もこの運用を継続します。

阪急神戸線特急

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背景に「近年の高気温化」

弱冷房車を減らす最大の理由は、言うまでもなく、夏の猛暑化です。

阪急電鉄の公式リリースでも、「今後も温暖化が進み、高温傾向が続くことが予想される中、お客様に快適な車内環境を提供するため」と理由を示しています。

夏の車内の冷房の設定温度は会社により異なりますが、おおむね23~26度程度です。弱冷房車は、他の車両より1~2度程度高く設定されています。2度違うだけでも体感的にはだいぶ異なり、猛暑の時期は弱冷房車を避ける人が多く、混雑度にも差が出ています。

1編成に弱冷房車を2両連結している鉄道会社は珍しいこともあって、阪急も削減に踏み切ったようです。(鎌倉淳)

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