東京~金沢間のJR北陸新幹線の格安チケットを、一覧表のリストにして解説しましょう。普通車指定席利用の場合、運賃・料金の定価は14,600円。列車や座席ごとの料金も含めた最安値が一目でわかります。2026年3月のJR東日本運賃改定を反映しました。
東京~金沢の新幹線の格安チケット
最初に、北陸新幹線の東京~金沢間の定価と格安チケット、割引きっぷを、リストにしてまとめました。詳細は、記事の後半でご説明していきます。
| きっぷ | 価格 |
|---|---|
| 指定席通常価格 | 14,600円 |
| 自由席通常価格 | 14,070円 |
| トクだ値1/eチケット早特1(指定席) | 12,960円 |
| トクだ値14/eチケット早特14(指定席) | 10,080円 |
| 学生割引(指定席) | 13,060円 |
| 学生割引(自由席) | 12,530円 |
| 日帰りツアー | 往復23,000円~ |
| 宿泊ツアー | 往復26,000円~ |

「かがやき」「はくたか」
格安チケットの詳しい説明に入る前に、北陸新幹線を利用する際の基本的なポイントをご紹介しましょう。
北陸新幹線の東京~金沢間には、「かがやき」「はくたか」の2列車があります。このうち、もっとも速いのが「かがやき」です。途中停車駅は、おおむね上野、大宮、長野、富山の各駅です。
所要時間は、おおざっぱには2時間30分程度です。「かがやき」は全車指定席です。自由席はありません。
「はくたか」は、途中駅にも多めに停まるタイプです。列車により停車駅は異なりますが、所要時間はおおむね3時間程度です。自由席も連結されています。
運賃・料金は2列車とも同価格です。普通車指定席は、通常期で14,600円です。自由席は14,070円です。参考までにグリーン車は21,060円です。
・普通車指定席 14,600円
・普通車自由席 14,070円
・グリーン車 21,060円
年末年始、ゴールデンウィークなどの最繁忙期は指定席料金が400円増し、3連休など繁忙期が200円増し、オフシーズンの平日など閑散期は200円引きになります。自由席は通年同額です。
なお、北陸新幹線の東京~金沢間のうち、東京~上越妙高間はJR東日本、上越妙高~金沢間はJR西日本の管轄です。利用上はそれほど気にしなくてもいいですが、JRの予約サイトを使う場合、JR東日本の「えきねっと」と、JR西日本の「e5489」の、どちらも使えます。
以下では、東京~金沢間の新幹線の格安チケットを、順に解説していきます。
新幹線eチケット
北陸新幹線の格安チケットを購入する場合、「新幹線eチケット」を利用するのが基本です。
「新幹線eチケット」は、JR東日本のインターネット予約サイト「えきねっと」またはJR西日本のインターネット予約サイト「e5489」で販売されています。
「えきねっと」「e5489」とも会員制ですが、年会費無料で登録できます。北陸新幹線を利用する際には、会員になっておくといいでしょう。
新幹線eチケットを使うと、北陸新幹線の普通車指定席が通常価格の200円引きで利用できます。これは通年、どの列車にも適用されます。
新幹線eチケットは、交通系ICカード(Suica、PASMO、TOICA、ICOCAなど)に紐付けて、チケットレスで新幹線に乗車できます。紙のきっぷを駅窓口や券売機で受け取って乗車することも可能です。
トクだ値
北陸新幹線を安く利用したい場合は、「トクだ値」という「新幹線eチケット」専用の格安チケットを探すのが基本です。JR東日本のインターネット予約サイト「えきねっと」で販売しています。
東京~金沢間のトクだ値には、「かがやき」「はくたか」用に以下の種類が設定されています。
・トクだ値14〔かがやき・はくたか普通車指定席〕 10,080円
・トクだ値1〔かがやき・はくたか普通車指定席〕 12,960円
「トクだ値14」は、1ヶ月前から14日前までの予約で、普通車指定席とグリーン車の設定があります。「トクだ値1」は前日まで予約可能で、普通車指定席のみの設定です。
トクだ値は、「新幹線eチケットサービス」で扱っています。インターネット(えきねっと)で購入し、交通系ICカードを登録すれば、そのまま新幹線の改札口を通過できます。
eチケット早特
「eチケット早特」も「新幹線eチケット」専用の格安チケットです。JR西日本のインターネット予約サイト「e5489」で販売しています。
東京~金沢間のトクだ値には、「かがやき」「はくたか」用に以下の種類が設定されています。
・eチケット早特14〔かがやき・はくたか普通車指定席〕 10,080円
・eチケット早特1〔かがやき・はくたか普通車指定席〕 12,960円
価格や使い方などは、トクだ値と同じです。トクだ値のJR西日本(e5489)版が「eチケット早特」と考えればいいでしょう。
インターネット(e5489)で購入し、交通系ICカードを登録すれば、そのまま新幹線の改札口を通過できます。
JR日帰りツアー
往復の新幹線がセットになった日帰り専用の旅行商品(パッケージツアー)です。JTBなどが取り扱っています。1名から利用できます。
・新幹線指定席往復で23,000円~
片道あたりなら12,000円程度で、東京~金沢間を日帰り利用できるので、お得です。ただし、利用できる列車は限られます。時間帯のいい列車は値段が高くなります。電子クーポン付き。利用には通信可能なスマートフォンが必要です。
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宿泊パッケージツアー
宿泊をともなう旅行の場合、往復の新幹線と宿泊がセットになった旅行商品(パッケージツアー)を使えばお得です。
日本旅行の「JR・新幹線+宿泊セットプラン」、JTBの「ダイナミックパッケージMySTYLE」、びゅうトラベルの「JR東日本ダイナミックレールパック」などがあります。
サイト上で予約・決済し、きっぷは新幹線駅構内にある指定席券売機で受け取れます。
・新幹線指定席往復+ホテル1泊で26,000円程度~
新幹線の往復正規価格より安い価格で、宿泊がついてきます。立地や設備のいいホテルだと少し高くなりますが、それでも28,000円程度出せば、そこそこのホテルに泊まれます。
時間帯のいい列車は値段が少し高くなります。出発前日まで予約でき、一部は当日予約も可能です。
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自由席に乗る
もうひとつ、新幹線の基本的なルールとして、自由席に乗ると安くなります。上述したように、自由席の価格は14,070円です。これだけで指定席14,600円より530円(約3%)安くなります。
・自由席 14,070円
北陸新幹線の東京~金沢間の自由席は「はくたか」に連結されています。東京駅と金沢駅からの始発列車を利用すれば、自由席でも座れることが多いです。上野、大宮から乗車すると、座れない場合もあります。
上野駅を利用する
上野駅を利用すると、東京駅利用より少し安くなります。上野~金沢間は東京~金沢間に比べて、特急料金が210円引きです。指定席も自由席も210円引きです。
ただし、東京発の列車を自由席で利用する場合は、上野駅からだと座れないこともあります。

大人の休日倶楽部会員限定 北陸フリーきっぷ
首都圏からの北陸新幹線往復と北陸フリーエリアの乗り放題がセットになったきっぷです。北陸フリーエリアまでの往復には、北陸新幹線の普通車指定席を利用できます。
北陸フリーエリア内では新幹線、特急、快速、普通列車の普通車自由席が、4日間、乗り降り自由です。
価格は25,000円で、往復の指定席の定価より安いです。
・大人の休日倶楽部会員限定 北陸フリーきっぷ 25,000円
大人の休日倶楽部会員限定です。入会できるのは満50歳以上で、年会費として2,624円がかかります。

学生割引
北陸新幹線では、学生割引(学割)も利用できます。
学割は、JRから指定を受けた学校の生徒を対象に、JRの乗車券が2割引になるという制度です。中学校、高等学校、大学の学生は、全て学割の対象です。専門学校生も、多くは学割の対象になります。
学割が利用できるのは、片道101km以上、JR線を利用する場合です。北陸新幹線はJR線ですので、片道101km以上で新幹線を利用するときは学割の適用を受けられます。東京~金沢間は101km以上に該当します。
学割を利用するには、所属する学校が発行する「学生・生徒旅客運賃割引証」(学割証)が必要です。取得方法は、所属する学校の学生掛などにおたずねください。
東京~金沢間を、学割で利用する際の価格は以下の通りです。
・学生割引(指定席) 13,060円[要学割証]
・学生割引(自由席) 12,530円[要学割証]
ちなみにバスは?
東京~金沢間の場合、バスなら夜行便で7時間程度。新幹線は2時間30分程度なので、2倍以上時間がかかります。
東北急行、北日本観光自動車の「きまっし」号では、東京駅八重洲南口~金沢駅前間の価格が5,600円~11,000円。曜日や便によって価格が変わりますが、普通の週末はだいたい8,000~9,000円台です。3列シートのトイレ付きです。
格安高速バスの4列シートバスなら3,000円~5,000円程度です。
おもなバスは、楽天トラベルで予約できます。
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まとめてみると
最後に、まとめてみましょう。東京~金沢間のベーシックな割引きっぷは、ネット予約で購入できる「トクだ値」「eチケット早特」です。ただし、座席数は限定なので、時間帯の良い列車のチケット確保は簡単ではありません。
「トクだ値」と「eチケット早特」に価格差はありませんので、お好きなほうを買うといいでしょう。トクだ値が「えきねっと」、eチケット早特が「e5489」での発売です。
時間帯や列車を選ばず気軽に乗れるという点で、自由席を定価で買うのもいいでしょう。ただし、混雑時には座席確保の点で不安があります。
北陸新幹線の東京~金沢間は、東京~上越妙高がJR東日本、上越妙高~金沢がJR西日本です。そのため株主優待を使うなら、両社の優待券がそれぞれ必要です。このとき、運賃・料金とも上越妙高で打ち切り計算となりますので、この区間で株主優待を使うのは、優待券の活用方法としてはお得とはいえません。
観光や宿泊を伴う旅行なら、JTBの「ダイナミックパッケージMySTYLE」や、日本旅行の「JR・新幹線+宿泊セットプラン」、「JR東日本ダイナミックレールパック」も選択肢になりそうです。
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