阪急電鉄が有料座席サービスを2024年をメドに導入します。導入路線は明らかにされていませんが、京都線が有力です。
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2024年メド
阪神阪急ホールディングスは、5月20日に発表した中期経営計画のなかで、2024年をメドに有料座席サービスを導入する方針を明らかにしました。
導入路線などは未発表ですが、阪急京都線が有力です。ただし、現在走行している「京とれいん」の有料化の可能性については、阪急電鉄の嶋田泰夫社長が「いきなり有料にすることはしない」と否定的な見解を示しました。
9300系を活用か
阪急電鉄の有料座席サービスの導入検討については過去に報道されていて、今回、その時期が明確にされたことになります。
中期経営計画では、新型車両の導入は触れられていないので、既存車両を使ってサービスを導入する可能性が高そうです。車両の一部を座席指定にするのか、「有料特急」とするのかも定かではありません。
導入のハードルが低いのは、JR新快速の「Aシート」のような、一部車両を改造して座席指定にする形でしょうか。この場合、阪急京都線特急の主力車両である9300系の一部車両を改造し、有料座席車にすることが考えられます。
まずは通勤時間帯に使用する数編成で導入し、様子を見ながら段階的に増やしていくなどの可能性もあるでしょう。
どのような形になるのか、より詳しい情報公開が楽しみです。
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