成田空港23時発の「アクセス特急」が誕生。京成2017年10月28日ダイヤ改正

スカイライナーは1往復増発

京成電鉄が2017年10月28日にダイヤ改正を行います。「スカイライナー」の増発と、深夜時間帯の成田空港アクセス強化が目玉で、成田空港23時発の「アクセス特急」が登場します。

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「スカイライナー」を1往復増発

京成電鉄が発表した10月28日ダイヤ改正の概要によりますと、最大のトピックスは「スカイライナー」の増発。日中時間帯に「スカイライナー」を1往復増やします。京成上野発下り「スカイライナー」を14時台に1本、成田空港発上り「スカイライナー」を13時台に1本です。

これにより京成上野発13時40分~17時00分の間と、成田空港発13時18分~17時39分発の間で、「スカイライナー」は、ほぼ20分間隔の運行となります。成田空港に午後発着する飛行機を利用する人には、より使いやすいダイヤになります。

また、「イブニングライナー」の京成上野21時発の列車について、行き先を京成成田から成田空港に変更します。夜間時間帯に成田空港へ向かう旅客の利便性に対応するものです。これで「イブニングライナー」は、京成上野18時発以外の全列車が成田空港まで直通することになります。

京成アクセス特急
京成アクセス特急(写真:京成電鉄)

「アクセス特急」の最終列車時刻繰り下げ

料金不要の「アクセス特急」については、成田空港発上り最終列車の時刻を現行よりも11分繰り下げます。新ダイヤでは成田空港23時00分発が「アクセス特急」最終列車となります。

最終の「アクセス特急」は、これまで京成上野行きでしたが、ダイヤ改正で都営浅草線直通に変更します。平日は金沢文庫行きに、土休日は西馬込行きとなります。青砥で通勤特急の京成上野行きに接続します。

最終「アクセス特急」の時刻表は以下の通りです。

■成田空港発「アクセス特急」最終列車
成田空港23:00→空港第2ビル23:02→23:44青砥→23:53押上→25:00金沢文庫(24:28西馬込)
( )内は土休日。

横浜など京急線方面のLCC利用者には、とくに便利になりそうなダイヤです。

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京成本線の最終列車時刻繰り下げ

成田空港発の深夜時間帯では、本線系統も強化。成田空港23時03分発の京成本線上り最終列車の、行き先と種別を変更します。これまで普通・京成津田沼行きでしたが、ダイヤ改正後は快速・京成高砂行きとなります。京成高砂では普通浅草橋行きに接続します。

こちらは、京成本線エリアのLCC利用者の利便性が上がりそうです。

また、早朝時間帯の京成成田5時42分発の快速・京成上野行きを、5時54分発の快速特急・羽田空港行きに変更します。都心や羽田空港への早朝時間帯の速達性が向上します。

一方、平日の京成上野発京成成田行きの最終列車の出発時刻を6分繰り下げ、23時30分発とします。この列車は、これまで青砥で7分の長時間停車がありましたが、これを解消します。青砥以降の停車時刻に変更はありません。

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