北越急行が「超快速」の運転を発表。越後湯沢~直江津間を1時間。2015年3月運転開始、愛称も公募

新潟県の北越急行ほくほく線で、2015年3月14日のダイヤ改正より、越後湯沢~直江津間を1時間で結ぶ「超快速列車」の運転を行うことを正式に発表しました。現在運転している特急「はくたか」が、北陸新幹線開業後に廃止されることに対する代替措置です。

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これについては、すでに当サイト記事「北越急行で「はくたか」廃止後に越後湯沢~直江津の快速列車を運転へ」で既報です。北陸新幹線が直江津に寄らないため、東京~直江津間の利用者が今後も「越後湯沢ルート」を使う可能性があることから、一定の利用者は見込めると判断したとみられます。

ほくほく線
写真:北越急行

運転車両はHK100形普通電車です。残念ながら、現有の「はくたか」車両681系ではありません。越後湯沢~直江津間が1時間ということですが、具体的な時刻や停車駅は未定です。ただ、現状の最速の快速列車で1時間7分程度かかる距離を1時間で結ぶということから、途中停車駅は厳選されるとみられます。六日町、十日町、まつだい、犀潟のみ、というあたりではないでしょうか。

北越急行では、この「超快速列車」の愛称を公募しています。募集期間は11月15日から30日まで。同社ウェブサイトに設ける愛称募集コーナーや十日町駅に設置する応募箱、はがき、ファクスで受け付けます。発表は12月頃に行われる予定です。

 ローカル線で温泉ひとりたび

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