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「えきねっとトクだ値」がJR北海道全域で設定へ。「大雪」「サロベツ」は半額に

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JR北海道は、インターネット専用の格安チケット「えきねっとトクだ値」を、道南・道北・オホーツク方面の特急列車にも設定します。最大割引率は55%で、2017年10月1日乗車分から販売開始です。

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10月1日乗車分から

「えきねっとトクだ値」はJR東日本・JR北海道のインターネット予約サイト「えきねっと」会員限定の割引きっぷです。乗車券と指定席特急券が一体となった片道タイプの格安チケットで、列車・席数・区間限定で発売されています。

JR北海道エリアでは、すでに札幌から釧路・帯広方面の特急「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」に設定されていました。これにくわえて、2017年10月1日乗車分から、札幌から函館方面の特急「スーパー北斗」「北斗」と、旭川方面の特急「ライラック」、網走方面の特急「オホーツク」、旭川から網走方面の特急「大雪」、稚内方面の特急「サロベツ」にも設定されます。

「北斗」「スーパー北斗」「オホーツク」は最大30%引きです。「ライラック」は45%引き、「大雪」、「サロベツ」はともに最大55%引きとなります。「ライラック」と「大雪」「サロベツ」の割引率が大きいのは、高速バスとの競合のほか、札幌~旭川~網走・稚内という接続利用を考慮してのことのようです。

札幌~稚内を「ライラック」「サロベツ」を「えきねっとトクだ値」で乗り継いだ場合、割引率は約35%となります。「ライラック」と「大雪」を乗り継いだ場合は、「オホーツク」の「トクだ値」より若干安くなる設定となっています。

継続発売の「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」は、最大45%割引です。

JR北海道・えきねっとトクだ値
画像:JR北海道パンフレット

「えきねっとトクだ値」のJR北海道設定区間

「えきねっとトクだ値」の、2017年10月以降のJR北海道在来線特急の設定区間は、以下の通りです。

「スーパー北斗」「北斗」

札幌・新札幌・南千歳~新函館北斗・五稜郭・函館

「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」

札幌・新札幌・南千歳~帯広・釧路

「ライラック」

札幌~旭川

「オホーツク」

札幌~遠軽・北見・網走

「大雪」

旭川~遠軽・北見・網走

「サロベツ」

旭川~士別・名寄・音威子府・稚内

札幌を中心として、JR北海道の主要幹線のほぼ全域を網羅します。ただし、札幌から稚内へ直行する「宗谷」や、札幌~旭川間の「カムイ」、札幌~室蘭の「すずらん」には設定されませんでした。販売状況を確認しながら、徐々に設定列車を広げていくとみられます。

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「えきねっとトクだ値」の使い方

「えきねっと」は誰でも無料で会員になれますので、「えきねっとトクだ値」も、会員になれば誰でも使うことができます。ただし、きっぷの購入にはクレジットカードが必要です。

「えきねっとトクだ値」が予約・購入できるのは、乗車日1カ月前の10時から乗車当日の深夜1時40分まで。きっぷの受け取りは、JR北海道・JR東日本の指定席券売機とみどりの窓口などです。JR西日本の北陸エリアの一部の駅でも受け取り可能です。
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割引きっぷ大幅見直しを経て

これまでインターネットの格安チケットが乏しかったエリアへ「えきねっとトクだ値」が設定されたことは朗報でしょう。JR北海道は2016年に紙の割引きっぷの大幅な見直しが行われ、使いにくくなったという声も聞きます。

「えきねっとトクだ値」が、そうした状況を改善できるのかはなんともいえません。ただ、紙のきっぷにはない利便性を備えているチケットですし、割引率も高く設定されたので、今後は北海道でも浸透していくのではないでしょうか。(鎌倉淳)
えきねっと


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