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愛媛・マイントピア別子の復元機関車「別子1号」が更新へ

明治25年製のSLを復元

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愛媛県新居浜市のテーマパーク「マイントピア別子」の復元機関車「別子1号」が更新される見通しとなりました。2019年にも新しい機関車に置き換えられます。日本経済新聞が報じました。

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「東洋のマチュピチュ」

マイントピア別子は、別子銅山の施設跡などを利用したテーマパークです。銅山の遺構などを保存、公開しており、最近は「東洋のマチュピチュ」という宣伝文句でPRしています。

マイントピア別子には、かつての鉱山鉄道をモデルにした410mの復元鉄道が設置されており、明治25年にドイツ・クラウス社より購入した蒸気機関車「別子1号」を模した電気機関車が稼働しています。マイントピア別子では、この「別子1号」を含め、復元鉄道施設全体を更新するとのことです。

日本経済新聞2017年10月7日付によりますと、「新車両は2017年中に基本設計を終え、18年2月に製作を始める予定。19年2月の運行開始を目指す」とのこと。現「別子1号」は、1991年のマイントピア別子開業以来、26年に渡り走り続けているので、これを機にお役御免、というところでしょうか。

別子1剛
画像:マイントピア別紙ウェブサイトより

「鉱山列車をより正確に再現」

新しい車両の設計は大詰めを迎えており、日経によりますと、「かつての鉱山列車をより正確に再現する」とのこと。現行列車は実物の82%ですが、新車両では「車体をさらに大きくして重厚さを増し、本格的に蒸気を発することもできるようにする」そうです。

さらに、日経は「復路の先導車も蒸気機関車と同様、鉱山列車として運行していた電気機関車をモデルに製作する」とも報じています。客車を挟んで、前方に蒸気機関車、後方に電気機関車を挟む形になるようです。

「客車も実際に人を乗せた車両を再現したり、銅山にちなんで銅板で内装した車両を設けたりして趣向を凝らす」とも報じられており、よりリアルな復元鉄道を目指すようです。

もともと西日本では名の知れた復元鉄道ですが、リニューアルにもおおいに期待してよさそうです。(鎌倉淳)


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