ジャンボフェリー、期待の新造船。神戸・高松航路に就航へ

32年ぶり

神戸~小豆島~高松航路を運航するジャンボフェリーが、新造船を投入します。2022年9月に就航予定です。

広告

神戸~高松を4時間で

ジャンボフェリーは神戸~高松間を約4時間で結ぶフェリー航路です。「こんぴら2」「りつりん2」の2隻の船舶を使用し、1日4往復を運航、一部便は小豆島に寄港しています。

「こんぴら2」は1989年就航、「りつりん2」は1990年就航の同型船です。ジャンボフェリーは、このうち「こんぴら2」の後継船として新造船を建造します。

新造船は5,200トンで、現行3,700トンの約1.4倍。旅客定員は620名で、現行475名の約1.3倍。積載能力は大型車換算84台で、現行64台の約1.3倍です。おおむね、新造船は既存船に比べ4割大型化し、輸送力が3割増えることになります。

船体デザインは白い船体に紺碧色の曲線を描いています。船首や船尾には縞模様を取り入れていますが、瀬戸の島々への思いを込めて「シマシマ模様」を取り入れたということです。2022年9月に竣工予定です。

ジャンボフェリー新造船
画像:ジャンボフェリープレスリリース

格安旅行者の味方

ジャンボフェリーは、数少なくなった京阪神と四国を結ぶ航路の一つです。とくに、深夜1時に神戸港・高松港を出て、5時すぎに高松港・神戸港に着く深夜便は、宿代を節約できますので、格安旅行者の味方として知られてきました。両港とも鉄道駅への連絡バスを運転していて、鉄道旅行者にも便利です。

ちなみに、現行の運賃は片道1,990円。深夜便や土休日便は500円の割増しです(土休日の深夜便は1,000円増)。

ジャンボフェリーこんぴら2
画像:ジャンボフェリープレスリリース

近年、瀬戸内海航路は減少の一途をたどってきましたが、1990年以来32年ぶりに新造船を投入し、その輸送量が3割増というのは頼もしい話。客室仕様などは未発表ですが、快適にくつろげる最新設備が期待できそう。

竣工は2022年9月の予定。「りつりん2」の後継船も引き続き建造し、2025年の竣工を予定しています。2隻の最新鋭フェリーが、明石海峡を行き来する日を楽しみにしたいところです。(鎌倉淳)

広告
関連記事
前の記事京王バス052系統の可能性。乗っているのは「ファン」ばかりだけれど
次の記事山形新幹線「つばさ」自由席廃止の概要。全車指定席化で料金はこう変わる!