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JAL、ANAが国内線の普通運賃を大幅値上げ。割引運賃は、今後ひっそりと値上げしていく?

JAL、ANAの航空大手2社が、7月4日から国内線運賃を値上げしました。本格的な値上げは6年ぶりです。値上げの背景には、円安などによる燃料費上昇があります。クルマに乗る方はガソリン代の高騰を肌で感じていると思いますが、航空会社も同じ。とにかく最近の燃料費はびっくりするほど高くなっているようで、値上げ自体はやむを得ないといえます。

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主要区間の値上げ幅

主要区間の値上げ幅は以下の通りです。通常期の大人片道普通運賃です。

羽田―札幌 37,500円(△3,000円)
羽田―福岡 41,100円(△3,400円)
羽田―大阪 25,200円(△2,100円)
羽田―那覇 45,800円(△3,800円)
大阪―札幌 46,300円(△3,800円)
大阪―那覇 38,400円(△3,200円)

ご覧の通り、普通運賃の値上げ幅は大きく、8~9%の大幅値上げです。とはいえ、いまどき普通運賃で飛行機に乗る人は少数派。実際に利用する人が多いのは割引運賃ですが、それらを含めた平均値上げ幅はJALが1.5%、ANAが1.8%にとどまっているとのことです。ただ、その内訳は、よくわかりません。同じ区間の同じ割引制度でも、便や日にちによって価格は違いますが、さまざまな割引運賃がいくらからいくらになったのかを部外者が調べるのは困難です。

JAL,ANA

普通運賃の値上げ幅が大きくなったのは、近い将来のさらなる燃油費増を見据えて、ということのようです。普通運賃の値上げは目立つので、頻繁に値上げをするのは避けたいところ。そのため、一度の値上げで金額を大幅に上げたようです。

一方、割引運賃の価格変動は日常茶飯事で、値上げしても大きなニュースにはなりません。そのため、割引運賃の値上げは今回は抑えめにして、全体の値上げ率が小さくなるように調整したようです。となると、今後、割引運賃の値上げもひっそりと段階的に行われていく、とみたほうがよさそうです。

大手航空会社の割引運賃の値上げは、スカイマークやLCCの価格にも影響を与えますし、新幹線の企画きっぷの設定にも影響が及ぶでしょう。一般旅行者としても、「普通運賃が上がっただけ」と、気軽に考えるわけにもいかないかもしれません。

 ANA747全機録

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