小田急世田谷代田駅前の温泉旅館はいかが?「由縁別邸 代田」がオープン

1泊2~3万円

小田急世田谷代田駅前に温泉旅館が開業します。線路地下化にともなう「下北線路街」開発の一つで、下北沢駅からも徒歩圏内です。

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下北線路街に

温泉旅館「由縁別邸 代田」は、UDS株式会社が運営します。2020年9月28日の開業を発表し、公式サイトでの予約受付を開始しました。

「由縁別邸 代田」は小田急線の線路地下化に伴う「下北線路街」開発のひとつです。世田谷代田駅前に立地し、建物は和風。「新宿駅や渋谷駅から数駅で、山里の温泉地に来たような安らぎを感じていただける温泉旅館」とPRしています。

「由縁別邸 代田」
画像:UDSプレスリリース

鉄骨造3階建てで、延床面積は約2000平米。客室は7タイプで全35室を備えます。板間、畳間、窓際の広縁からなる、標準的な旅館の空間構成です。

「由縁別邸 代田」
画像:UDSプレスリリース

1泊2~3万円

大浴場は男女各1つで、露天風呂には、箱根「小田急 山のホテル」の自家源泉(芦ノ湖温泉)から運んだ湯を使います。女湯にはアロマのミストサウナを、男湯にはドライサウナと水風呂を併設しています。

「由縁別邸 代田」
画像:UDSプレスリリース

宿泊料金について公式発表はありませんが、ためしに10月の週末に2人1室で検索してみると、2食付きで54,886円~78,952円。素泊まり42,532円です(2人の合計)。おおざっぱにいって、1人1泊2万~3万円程度の宿、ということになります。

日帰り利用も可能ですが、飲食とのセットプランだけです。日帰り利用は10月12日からの受付です。

正直なところ、インバウンドを狙った外国人向けの高級旅館に感じられ、東京でこうした「温泉旅館」に泊まりたいと考える日本人はあまり多くはないでしょう。

ただ、新型コロナが流行るなか、都民がマイクロツーリズムで出かけるにはよさそうです。

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