石垣島と台湾・基隆を結ぶ国際定期フェリー「やいまライン」が、2026年10月1日から運航を一時停止します。5月28日の就航から約4カ月での運休となり、再開時期は未定です。
10月1日から運航停止
石垣市と商船やいまは、石垣~基隆間の定期フェリー航路「やいまライン」について、10月1日から運航を一時停止すると発表しました。
理由として、貨物の取り扱いが本格化していないことや、燃料費高騰などで運航経費が当初の想定を上回っていること、旅客需要が閑散期に入ることを挙げています。
貨物の取り扱いが決まるまでの間、安定的、持続的な航路運営に向け、事業全体を再構築するとしています。
運休期間中に関係機関や事業者との調整を進めます。再開時期や今後の運航計画は、方針が決まり次第発表します。

週1往復の予定が
石垣~基隆航路は、2026年5月28日に「やいま丸」が就航しました。石垣と基隆を結ぶ定期フェリーとしては、2008年以来18年ぶりの復活でした。
当初は週1往復で運航し、7月から週2往復に増便しました。石垣~基隆間は約270kmで、所要時間は約8時間です。
8月には、旅客需要が閑散期に入るとして、10月から2027年2月まで週1往復に減便する方針を示していました。2027年3月に週2往復に戻す予定でした。
しかし、今回の発表で10月以降は減便ではなく、航路そのものを一時運休することになりました。
秋から貨物輸送を計画
「やいま丸」は旅客定員約545人で、コンテナを積載できる貨客船です。1997年に「さんふらわあ くろしお」として建造され、その後、韓国~日本航路で「パンスター・ドリーム」として使われていました。
石垣~基隆航路では、就航当初は旅客のみを扱い、2026年秋ごろから貨物輸送を始めることを目標としていました。
石垣島は沖縄本島より台湾に近く、石垣市は台湾から生活物資や建材を輸入したり、台湾へ石垣牛などを輸出することを想定していました。しかし、貨物輸送は本格化しておらず、今回の運航停止の理由の一つとなりました。
再開時期は現時点で決まっていません。






















