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GALA湯沢、南エリアを営業休止。湯沢高原へのロープウェイも運休へ

「湯沢スノーリンク」断絶

GALA湯沢スキー場が、2026-27シーズンの南エリアの営業を休止すると発表しました。「260万ダラー」など4コースに加え、湯沢高原へつながるロープウェイ「ランドー」も運休します。自然条件や地形・地盤、設備の老朽化などを検討した結果としています。

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南エリアを全面休止

GALA湯沢は2026年9月15日、2026-27シーズンに南エリアの営業を休止すると発表しました。

営業を休止するコースと設備は以下の通りです。

・260万ダラー
・ブロンコ
・イライザ
・バットマン
・ワゴネット(ペアリフト)
・ランドー(湯沢高原スキー場への連絡ロープウェイ)

GALA湯沢は中央、北、南の3エリアなどで構成され、全16コースのうち南エリアには4コースがあります。2026-27シーズンは中央エリアと北エリアの2エリアで営業します。

南エリアは「260万ダラー」「ブロンコ」といった非圧雪コースを擁し、降雪時にはパウダーを楽しめるエリアです。「イライザ」は中級者向けで、ねじれのある斜面が人気です。南エリアは中・上級者にとってGALAの滑走バリエーションを広げる存在でした。

GALA湯沢スキー場南エリア

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中越地震後、地盤調査を継続

営業休止について、GALA湯沢は、「南エリア特有の地形・地盤に関する状況に加え、エリア内設備の維持・管理や老朽化など、今後の安定した運営に向けたさまざまな課題について検討を重ねた結果」としています。

南エリアは自然地形を活かしているため、ゲレンデ状態は積雪量や雪質などに大きく左右されます。GALA湯沢によると、近年は、シーズンを通して安定的に営業することが難しい状況が続いていました。

さらに、地盤の問題もあります。2004年の中越地震以降、GALA湯沢では、南エリアの地形・地盤の状況について継続的に調査してきました。

南エリアは過去にも、2006-07シーズンから2009-10シーズンまで4シーズンにわたって営業を休止しています。当時もゲレンデ内で地質などの安全確認調査がおこなわれ、調査終了後の2010-11シーズンに営業を再開しました。

その後も地形・地盤の調査は続けられてきました。今回は、地形・地盤の状況に加え、設備の老朽化、積雪や雪質による営業の不安定さなども考慮して、南エリア全体の営業休止を決めた、ということのようです。

GALA湯沢スキー場ゲレンデマップ
画像:GALA湯沢スキー場ウェブサイト

 
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湯沢高原への「ランドー」も休止

南エリアの休止は、湯沢高原スキー場との連絡にも影響します。

南エリアには、湯沢高原と結ぶ51人乗りロープウェイ「ランドー」の駅があります。これまでは、GALA湯沢から南エリアを滑り、ランドーで湯沢高原へ移動することができました。

2026-27シーズンは南エリアを閉鎖し、ランドーも休止するため、このルートは利用できません。GALA湯沢から湯沢高原へ移動する場合は、シャトルバス利用となります。

GALA湯沢は、湯沢高原、石打丸山とあわせて、「湯沢スノーリンク」を構成しています。これら三山は、ロープウェイとリフトでつながっていて、一体化されていました。しかし、南エリアの休止により、GALA湯沢と湯沢高原は断絶し、バス移動となるわけで、一体感が失われることは避けられません。

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再開時期は示さず

GALA湯沢は今回、2026-27シーズンの営業休止と発表しており、南エリアの廃止を決めたわけではありません。

一方、2027-28シーズン以降については触れておらず、再開時期も示していません。積雪などの自然条件だけでなく、地形・地盤や設備の老朽化まで課題として挙げられているだけに、今後どのような形で南エリアを維持していくのかが注目されます。(鎌倉淳)

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旅行総合研究所タビリス代表。旅行ブロガー。旅に関するテーマ全般を、事業者側ではなく旅行者側の視点で取材。著書に『鉄道未来年表』(河出書房新社)、『大人のための 青春18きっぷ 観光列車の旅』(河出書房新社)、『死ぬまでに一度は行きたい世界の遺跡』(洋泉社)など。雑誌寄稿多数。連載に「テツ旅、バス旅」(観光経済新聞)。テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」ルート検証動画にも出演。