大阪の観光名所「通天閣」に、巨大な滑り台が建設されます。新世界の新たな絶叫スポットになりそうです。
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タワースライダー
通天閣と言えば、大阪・新世界のシンボルとして知られる観光名所。現在の建物は1956年に竣工し、多くの観光客が訪れてきました。
そこへ新たに「滑り台」が登場します。体験型アトラクション「TOWER SLIDER(タワースライダー)」という名称で、通天閣3階の中間展望台から地下1階の出口まで、スパイラル状に設置します。
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高さ22mから1回転半
中間展望台は地上22m。そこから既存のEV塔の外周を1回転半して地下1階(地上マイナス4.5m)まで、約10秒で一気に滑り降ります。斜度約30度、全長60mの大型滑り台です。
最上部の乗り口は支柱を上下に配しており、地震などの災害時でも安全性が保たれる免震構造としています。スロープ部分はチューブ形状で飛び出す心配はありません。
チューブは耐候性に優れたステンレス製で、天井には透明の遮熱ポリカーボネート板を使用。通天閣を見上げながらの滑降できます。
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2022年オープン
運営する通天閣観光によると、通天閣はこれまでの景色をみるだけの観光施設でしたが、新たにアトラクション的要素を導入し、「刺激的に体感できる施設へとリニューアル」するのが目的とのこと。試験運用期間を経て、2022年のゴールデンウィーク頃のオープンを予定しています。
「通天閣で滑り台」というと、高さ80m以上の上部展望台からと一瞬イメージしてしまいそうですが、残念ながらそこではありません。とはいえ、中間展望台の高さ22mでも、普通のビルの6-7階くらいに相当しますので、滑り降りるのには勇気が要りそう。
大阪・新世界の新たな「絶叫スポット」として、注目を集めそうです。(鎌倉淳)
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