茨城DC記念「ときわ路パス」2023年秋の概要。特別企画もアリ!

秋の旅はいかが?

茨城県内のおもな鉄道路線が乗り放題になる「ときわ路パス」が2023年秋も発売されます。概要をみてみましょう。

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茨城県内が乗り放題

「ときわ路パス」は、茨城県内のJR東日本線のほぼ全線と、関東鉄道道常総線・竜ヶ崎線、鹿島臨海鉄道線、ひたちなか海浜鉄道線、真岡鐵道線の普通・快速列車が1日乗り放題となるきっぷです。

特急券を別途購入すれば、特急列車にも乗車可能です。真岡鉄道の「SLもおか」にも、SL整理券を購入すれば乗車できます。

水郡線

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ときわ路パスの概要

ときわ路パスの2023年秋の概要は以下の通りです。

◆ときわ路パス(2023年秋版)
発売期間:2023年9月1日~12月24日
利用期間:2023年10月1日~12月24日までの土休日
有効期間:1日間
価格:大人2,180円、小児550円。大人の休日倶楽部会員は1,670円。
発売箇所:フリーエリア内のJR東日本の主な駅の指定席券売機、みどりの窓口
フリーエリア:下図の通り

ときわ路パス
画像:JR東日本

 

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茨城DC記念

ときわ路パスは、年度により発売時期が異なりますが、2023年は夏が発売済みで、このほど発表されたのは秋版です。

2023年秋版は、同時期に開催される「茨城デスティネーションキャンペーン」(茨城DC)にあわせて、「茨城DC記念 ときわ路パス」となりました。

「茨城 DC記念 ときわ路パス」は、特別企画として、オリジナルのきっぷと案内券が発券されます。きっぷに「?」駅が記載されていて、利用期間中は、その駅に限定オリジナルスタンプが設置されています。

また、特典として、「ときわ路パス」をフリーエリア内の NewDays で提示すると、 5%割引になります。

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取手~水戸往復でもお得

ときわ路パスの魅力は、茨城県内のJR線と主な私鉄が乗り降り自由という点でしょう。そのわりに価格設定は低く、たとえば、関東鉄道と真岡鐵道を乗り継いで取手~益子間を片道利用した場合、正規運賃は2,320円。ときわ路パスなら2,180円なので、これだけで元が取れてしまうきっぷです。

JR線利用でも、取手~水戸間の片道運賃が1,340円ですから、この区間を単純往復すれば元が取れます。

フリーエリア内でしか発売しないので、県外から訪れる場合は取手駅などでいったん下車して購入しなければなりませんが、それだけの価値のあるきっぷでしょう。(鎌倉淳)

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