JALとJR北海道は、道東方面のJR線が乗り放題になる「ひがし&きた北海道パス」の2026年度版を発売します。今年度はJALの伊丹~帯広線が新設され、旭川、女満別線も通年運航となるため、大阪からの道東周遊旅行に利用しやすくなります。
2026年度も2種類を発売
JALとJR北海道は、2026年11月1日から2027年3月31日まで、「ひがし&きた北海道パス」など2種類のエリアパスを設定します。いずれもJALグループの航空券と宿泊を組み合わせた旅行商品専用のフリーパスです。
広域型の「JALCPひがし&きた北海道パス」は、新千歳空港や札幌から、旭川、富良野、帯広、釧路、網走、根室方面までをカバーします。有効期間は2~5日間です。
道東限定の「JALCPひがし北海道エリアパス」は、帯広、釧路、網走、根室を結ぶJR線が対象で、有効期間は2日間または3日間です。
道東限定のパスは2025年度に新設された商品です。2026年度は、2種類とも前年と同じフリーエリア、有効期間で継続発売します。

「ひがし&きた北海道パス」2026年度版の概要
今回発売される2種類のエリアパスの概要は以下の通りです。
■商品名
「JALCPひがし&きた北海道パス」
「JALCPひがし北海道エリアパス」
■効力
フリーエリア内の特急・快速・普通列車の普通車に乗り放題。普通車指定席も回数制限なく利用できます。
■対象旅行期間
2026年11月1日出発分~2027年3月31日帰着分
■有効期間
「ひがし&きた」…2・3・4・5日間
「ひがし」…2・3日間
■価格
旅行商品によって異なります。パス単独の発売額は公表されていません。
■発売方法
JALグループの航空券と宿泊を組み合わせた対象旅行商品にセット、またはオプションとして販売。パス単独での購入はできません。
■引換可能駅
「ひがし&きた」…札幌、新千歳空港、帯広、釧路、北見、網走、旭川
「ひがし」…帯広、釧路、網走
■フリーエリア
「ひがし&きた」…小樽、新千歳空港、札幌、旭川、富良野、帯広、釧路、網走、根室などを結ぶJR線。
「ひがし」…帯広~釧路~根室間、釧路~網走間のJR線。

特急指定席も乗り放題
両パスとも、フリーエリア内の特急・快速・普通列車の普通車指定席を回数制限なく利用できます。乗車前にパスを引き換え、駅窓口で座席指定を受ける必要があります。指定席を予約できるのは空席がある場合に限られます。
座席指定を受けずに乗車する場合は、普通車指定席の空席を利用できます。指定席券を持つ乗客が来た場合は席を移動し、満席の場合は立席となります。
なお、「SL冬の湿原号」は乗車券部分のみ有効で、別途指定席券が必要です。
伊丹~帯広線新設で道東周遊が便利に
2026年度は、JALの伊丹発着路線が拡充され、大阪から道東を周遊する旅行に利用しやすくなります。
JALは2026年12月1日に伊丹~帯広線を新規開設します。また、これまで季節運航だった伊丹~旭川線を2026年10月25日から、伊丹~女満別線を2027年2月1日から通年運航に切り替えます。
これにより、2027年2月以降は、伊丹から帯広、女満別、旭川の3空港へ直行便が利用できるようになります。
たとえば、伊丹から帯広に飛び、JRで釧路、網走を周遊し、女満別空港から伊丹へ戻る旅行が可能です。広域型のパスなら、網走から特急で旭川まで足を延ばし、旭川空港から帰る行程も組めます。
従来のように新千歳空港を起点にするだけでなく、道東の空港から入り、別の空港から帰る周遊旅行の選択肢が広がります。
航空券・宿泊とのセット販売
今回のエリアパスは、JALグループの航空券と宿泊を組み合わせた対象旅行商品で販売します。対象となる北海道内の空港は、新千歳、丘珠、旭川、女満別、釧路、帯広、根室中標津の7空港です。
ジャルパック、HIS、オリオンツアー、ジェイトリップ、阪急交通社の5社が、準備でき次第、順次発売します。






















