「海外でシャワートイレがなくて困る」と考える人は3割以上。携帯ウォシュレットは知られざる「クールジャパン」!

海外で「シャワートイレがなくて困った経験がある」という人は36.3%。こんなデータが出ました。マーケティング&リサーチ会社である株式会社シタシオンジャパンが行った「海外旅行の準備に関する調査」による結果です。

この調査によると、海外旅行で「シャワートイレがなくて困った経験がある」という人は、平均で36.3%、男女いずれも年代が上がるにつれて「困った」という人は多くなり、60代の海外旅行者ではおよそ半数が、シャワートイレがないことに困った経験をしているということです。とくに、シャワートイレを日常的に利用している人のほうが、「困った」と感じる率が高くなるとのことでした。

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男性のほうが困る?

この結果で筆者が驚いたのは、女性よりも男性の方が「困った」と回答した人が多いこと。男性は「大」の時しか使わないので、より切実感が強いのでしょうか。そして、20代~30代といった若年層までも、20~30%が「困った」と回答していることにも驚きました。シャワートイレはあったほうがいいですが、「なければないで我慢できるもの」という考え方はすでに過去のものなのかも知れません。老若男女問わず、3割の日本人にはすでに必需品なのでしょう。

ところで、この3割の日本人は、シャワートイレに携行品が出ていることを知らないのかもしれません。筆者が愛用しているのは、「携帯ウォシュレット」。シャワートイレの本家本元のTOTOが製造・販売するウォシュレットのハンディタイプです。小さなタンクに水を入れて、お尻を浮かせて使います。
携帯ウォシュレット
TOTO携帯ウォシュレット

半信半疑で使ってみたら…

最近人気の旅行用品と聞いたので、「どの程度の効果があるのかなあ」と半信半疑で使ってみたのですが、これはイイ! モーターで水を噴射するので、本物のウォシュレットとそう変わらない使用感があります。

TOTO以外の会社も携帯用シャワートイレを販売している会社が出てきました。最近はパナソニックが参入してきて「ハンディ・トワレ」という商品を出しています。これはペットボトルをタンクに利用できる点が特徴。ほかに、モーターを使わないスポイトタイプを出している会社もあります。どれがいいかは、ご自身でお確かめください。

荷物が重くなるから、そんなものまで持って行かなくてもいいだろう、という意見には賛成。それでも、結局カバンに詰めてしまうのが「携帯ウォシュレット」。とくに、海外で下痢に見舞われたときは神の道具に思えます。

商品の性質からか、あまり話題にはなりませんが、これぞ知られざる「クールジャパン」な商品だと思うのは、筆者だけではないでしょう。

TOTO携帯ウォシュレット
Panasonic 携帯用おしり洗浄器 ハンディ・トワレ

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