ジップエアの機材はB787-8で290席。2020年にバンコク、ソウルへ

スクートより少ない

JAL系列の新しいLCC「ZIPAIR(ジップエア)」が、国交省から航空運送事業の許可を受けました。許可日は2019年7月5日です。

広告

最初の路線はスワンナプーム

国交省の発表によりますと、ジップエアは、2020年5月14日に成田~バンコク(スワンナプーム)線から運航を開始します。バンコクの空港はLCCの多いドンムアンではなく、JAL本体と同じスワンナプームとなりました。

さらに、同7月1日から成田~ソウル(仁川)線にも就航します。

zipair
画像:JALプレスリリース

スクートより少ない座席数

使用機材はボーイングB787-8型機が2機で、座席数が290席であることも公表されました。

B787-8型機を使用しているLCCとしては、シンガポールのスクートが挙げられます。スクートでは、スクートビズ21席、エコノミークラス314席の計335席です。これに較べると、ジップエアの座席数は少なめです。2クラス制で、上級クラスがやや多いのかもしれません。

ジップエアでは、現在50億円の資本金を運航開始までに200億円に増資する予定です。アジア路線で実績を積み、2021年度にも北米路線の開設を目指します。

広告