東北新幹線開業35周年を記念して、上越・東北新幹線を直通運転する団体臨時列車が運転されます。大宮駅で折り返して両新幹線を直通します。
7月9、10日に運転
運転される団体臨時列車は「東北新幹線開業35周年記念号」。上越新幹線から東北新幹線に乗り入れ、新潟～八戸間を直通運転します。
運転日は2017年7月9・10日。7月9日に新潟を7時36分に出発し、八戸に12時43分着。翌10日に八戸を13時53分に出て、新潟に18時31分に到着します。車両はE5系を使用し、全車指定席。グランクラスの営業は行いません。
「東北新幹線開業35周年記念号」の全駅時刻表
「東北新幹線開業35周年記念号」の各駅時刻表は以下の通りです。
7月9日
新潟07:36→燕三条07:51→長岡08:03→浦佐08:18→越後湯沢08:33→高崎09:00→熊谷09:17→12:01新花巻→12:13盛岡→12:43八戸
7月10日
八戸13:53→盛岡14:23→新花巻14:35→16:49熊谷→17:05高崎→17:33越後湯沢→17:48浦佐→18:03長岡→18:15燕三条→18:31新潟
折り返しとなる大宮駅は運転停車となるようで、発着時刻は公表されていません。上越新幹線のダイヤから推測するに、7月9日の大宮到着時刻は9時25分頃、7月10日の大宮発車時刻は16時36分頃とみられます。
所要時間は「はやて」並み
総所要時間は往路5時間7分に対し、復路は4時間38分。復路のほうがだいぶ早いです。
時刻表と照らし合わせてみますと、東北新幹線は大宮～新花巻で客扱いの停車駅はありませんが、往路は途中「はやぶさ11号」に抜かされます。一方、復路は「はやぶさ」の待避は見当たりません。
下りの大宮推定到着時刻～盛岡間が2時間48分、上りの盛岡～大宮推定発車時刻が2時間14分です。大宮での停車時間がどの程度かによりますが、東北新幹線内の所要時間としては「はやて」並みか、それ以下のようです。（鎌倉淳）
