京都鉄道博物館が2027年3月1日から入館料を値上げします。大人の当日料金は1,500円から1,900円に、400円値上げされます。2023年3月以来、4年ぶりの料金改定で、4年間でじつに58%の値上げとなりました。全国の鉄道・交通系博物館でも料金改定が相次いでいます。
京都鉄道博物館、当日1900円に
京都鉄道博物館は2026年11月2日、入館料金を2027年3月1日から改定すると発表しました。
一般の当日料金は現在の1,500円から1,900円に、400円値上げします。新たに前売り料金との差を設け、一般の前売り料金は1,800円とします。
大学生・高校生の当日料金は1,300円から1,400円に、小中学生は500円から600円に、幼児(3歳以上)は200円から300円に、それぞれ100円値上げします。大学生・高校生以下の前売り料金は据え置きます。
館内の「SLスチーム号」の乗車料金も、高校生以上は300円から500円に値上げします。入館当日に一般料金で入館し、SLスチーム号に乗車する場合、合計2,400円になります。

4年間で700円の値上げ
京都鉄道博物館は2023年3月にも入館料を値上げしています。このときは一般料金を1,200円から1,500円に引き上げました。
今回の改定により、一般当日料金は4年間で700円、約58%の値上げとなります。
京都鉄道博物館は今回の改定について、さらなる魅力向上と運営の充実を目指し、鉄道遺産の保存継承にも努めると説明しています。
全国の鉄道博物館でも値上げ
全国の鉄道博物館でも、入館料の値上げが相次いでいます。
さいたま市の鉄道博物館は、2024年4月に一般当日料金を1,330円から1,600円に値上げしました。名古屋市のリニア・鉄道館も、2025年6月に1,000円から1,200円に引き上げています。
私鉄系では、小田急電鉄のロマンスカーミュージアムが2026年3月に900円から1,100円に値上げしました。
地方の施設でも、群馬県の碓氷峠鉄道文化むらが2026年1月に700円から900円に、北九州市の九州鉄道記念館が同年4月に300円から500円に値上げしています。
新潟市の新津鉄道資料館も2025年4月に300円から390円に値上げしました。
数百円で入れる博物館も
一方、数百円の入館料を維持している鉄道・交通系博物館もあります。
東京都墨田区の東武博物館は、交通系電子マネーで支払う場合、大人200円です。現金では210円となります。
神奈川県内では、横浜市電保存館が大人300円、東急電鉄の電車とバスの博物館が200円です。東京都日野市の京王れーるランドは400円、江戸川区の地下鉄博物館は220円となっています。
東京都青梅市の青梅鉄道公園は、2026年3月にリニューアルオープンし、大人500円で入園できます。
地方では、北海道小樽市の小樽市総合博物館本館が夏期400円、冬期300円。広島市のヌマジ交通ミュージアムが510円、愛媛県西条市の四国鉄道文化館が300円、岡山県津山市の津山まなびの鉄道館が310円です。
大規模な鉄道博物館の入館料が1,000円を超える一方、地域の鉄道・交通系博物館には数百円で利用できる施設も多く、料金設定の差が開いています。






















