旅行中の洗濯をどうする? 便利な道具と上手な洗い方をまとめてみた

旅行中に頭を悩ませるのが「洗濯」の問題。下着は毎日きれいなものを身につけたいし、シャツやズボンもできれば替えたい。でも、洗うのは面倒だし、ホテルの部屋では干しにくいし、干しても乾かないし……。

そんな旅行中の洗濯に役立つ便利な道具と、上手な洗い方をまとめてみました。海外旅行、国内旅行、どちらでも使えます。

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基本は簡単な手洗いで

まず、旅行中の洗濯は、宿の洗面台や洗面器を使うことが多いでしょう。つまり手洗いです。水を洗面台などに溜めて、洗剤や石鹸を少し溶かしてから洗濯物を入れて、全体を押すようにして洗います。水を換えて再び押し洗いしてすすぎます。何度かすすいで洗剤の泡が出なくなったら洗濯は完了。手で絞って干します。

汗がついた程度の汚れなら、これで十分落ちます。水でなくお湯を使えば、洗剤がなくても、それなりに落ちます。

迷うのが、このときに使う洗剤です。筆者はチューブ式の洗剤を使っています。適量を絞り出して水に溶かせばいいので便利です。

パックの粉末洗剤を使う人もいます。それでもいいですが、液体洗剤のほうが便利な気がします。小分けの液体洗剤を買ってもいいですし、家で使っている液体洗剤をボトルに小分けしていけばいいでしょう。

宿にランドリー設備がある場合も、こうした小分け洗剤があれば適量を使えます。

洗濯

「洗濯袋」は使える?

最近は「洗濯袋」も広まっています。なかでも、「スクラバウォッシュバッグ」が人気があるようです。「世界最小、軽量・わずか140gのコンパクト洗濯機」を謳っていて、販売元によると、「わずか3Lの水で、約30秒間、内部の洗濯板にこするように衣類を洗います。仕上がりは洗濯機とほぼ同等の洗浄力、さらに衣類へのダメージは手洗いとほぼ変わりません。」とのこと。

ホンマかいな、と思い、各所のレビューを見てみると、洗濯物と水と洗剤を入れて、口をしめてじゃばじゃば洗うだけなので、まあまあ簡単そうです。ただ、少量の洗濯物なら洗面台の手洗いのほうが気軽そうですし、それで十分な気もします。スクラバは多めの洗濯をするときとか、ズボンのように大きなものを洗うときには便利そう。ですから、長期旅行には役立ちそうです。

スクラバスクラバウェブサイトより

スクラバはちょっと値段が高いので、お手軽なもので「どこでも洗タクぱっく」でもいいんじゃないかと思います。こちらは「洗濯機と同等の洗浄力」はなさそうですが。

携帯ハンガーは便利

最後に物干しです。ホテルの部屋では干せる場所が少ないし、ハンガーも限られるので、ハンガーを自分で持って行きましょう。折りたためるハンガーにストップロープがついた「携帯ハンガーセット」も人気のようです。

ただ、干すだけなら普通の荒縄でもいいと思いますし、筆者は登山用の細ザイルを使っています。5メートルくらいの細ザイルを持って行くと、ホテルの室内で結んで干せて便利です。

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