旅行総合研究所タビリス

旅行総合研究所タビリスは、日本と世界を旅する人のための観光情報サイトです

ダイヤ改正情報 廃止・引退情報 新幹線・特急 新規開業・工事 観光 鉄道 鉄道旅行 JR

「トワイライトエクスプレス」廃止で見えてきた2015年3月ダイヤ改正の大枠。残る焦点は「北斗星」と「カシオペア」。

「トワイライトエクスプレス」の廃止がJR西日本から発表されました。3月ダイヤ改正の内容を前年5月にJRが正式発表するのは異例で、それだけ大きなニュースであることをJR自身が認識しているということでしょう。

そして、この廃止発表で、北陸新幹線が開業する2015年3月ダイヤ改正の大枠がみえてきたといえます。その内容をまとめてみました。以下に書いてあることは、各メディアで報道された内容や当サイトの独自取材を踏まえたものですが、JRから発表された確定事項ではないことをご了承ください。

広告

最速「かがやき」は大宮、長野、富山のみ停車か

まず、北陸新幹線には、「あさま」のほかに、「かがやき」「はくたか」「つるぎ」の新列車名が登場します。これらの列車の停車駅はどうなるのでしょうか。

これについては、富山駅に全列車が停車すると富山県知事が明かしています。また、JR東日本とJR西日本の運転士交代は長野駅で行われます。このことは、上越妙高駅は通過列車があることを示唆します。さらに現在の速達型「あさま」のダイヤから推定すると、「かがやき」最速列車の停車駅は、東京、大宮、長野、富山、金沢になると思われます。

「はくたか」の停車駅については、新高岡駅に停車すると富山県知事が明かした以外は、手がかりがありません。「停車タイプ」ということですので、標準的な列車で東京、上野、大宮、高崎、軽井沢、上田、長野以遠の各駅になりそうです。「つるぎ」は富山~金沢間の各駅停車、「あさま」は東京~長野間の運転で北陸新幹線内各駅停車、ということになりそうです。

カシオペア号

「サンダーバード」「しらさぎ」は金沢止まりに

現在の在来線特急「はくたか」は廃止です。そのかわり、越後湯沢~直江津間に北越急行線経由の快速列車が運行されるとの報道がありました。特急「北越」に関しては新潟~新井間での存続が検討されているようです。快速「くびきの」については情報がありません。

特急「サンダーバード」と「しらさぎ」に関しては、金沢~富山間の運転はなくなり、原則として全列車が金沢止まりになります。例外として七尾線直通の「サンダーバード」が1日1往復、大阪~和倉温泉で運転されるようです。これについては、JR西日本の社長が石川県知事に伝えています。現行ダイヤにおける「サンダーバード13号」と「サンダーバード36号」が生き残るものとみられます。

それ以外の七尾線特急5往復は金沢~和倉温泉の折り返しとなり、「シャトル特急」に姿を変えます。このシャトル特急については、金沢駅において北陸本線特急と対面接続の便宜が図られるようです。当然、北陸新幹線との接続も考慮されるでしょう。

北陸本線は直江津~金沢間で第三セクター化されますが、このうち富山県の並行在来線第三セクター「あいの風とやま鉄道」の運行計画では、特急列車の運行を予定していません。そのため、津幡~富山間での特急運行はなくなります。富山以東の特急運行も予定されていません。JR城端線は「あいの風とやま鉄道」に乗り入れし、富山~城端間の直通列車が1日11往復誕生します。

このほか、長野~直江津間を運行する「妙高」は、長野県と新潟県の並行在来線が原則として境界駅折り返しとなるため、廃止になるようです。

「北斗星」「カシオペア」は廃止時期が焦点

北陸新幹線関連以外では、寝台特急「北斗星」と「カシオペア」の動向が注目です。各メディアの報道を総合すると、遅くとも2016年3月の北海道新幹線開業までには、両列車は廃止されるようです。青函トンネルの新電圧対応のEH800系機関車をJR北海道やJR東日本が導入するという情報もありませんし、老朽化したJR北海道のDD51の置き換えの話も聞きません。これらの状況から、2016年3月以降に、「北斗星」「カシオペア」が運行継続される可能性は低いと言わざるを得ません。

では、2015年3月ではどうか、という話ですが、確たる情報はありません。青函トンネルの工事時間の確保のため、この時点で、定期列車としての「北斗星」「カシオペア」が廃止される可能性は小さくありません。ただ、その場合も、臨時列車として2015年夏までは運行されるでしょう。いずれにせよ、「北斗星」と「カシオペア」の動向は、2015年3月ダイヤ改正の残された焦点といえそうです。ただ、焦点は廃止時期であって、廃止そのものは既定路線と考えていいでしょう。

「カシオペア」のE26系車両は、2012年から「カシオペアクルーズ」と称する団体臨時列車での運用がスタートしました。「カシオペアクルーズ」は、北海道新幹線開業後の定期「カシオペア」廃止を見据えたテストという側面があるそうです。そのため、2016年3月以降、E26系はこうしたクルーズ列車として運行されていくと見られます。

-ダイヤ改正情報, 廃止・引退情報, 新幹線・特急, 新規開業・工事, 観光, 鉄道, 鉄道旅行, JR

  あわせて読みたい