「バリ得」の価格、買い方、使い方【2024年版】。山陽・九州新幹線の格安チケット

関西~山陽・九州旅行に

「バリ得」は、山陽・九州新幹線の、おもに「こだま」が利用できる片道タイプの格安チケットです。日本旅行がインターネット専用で販売している旅行商品で、JR駅窓口では購入できません。

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日本旅行のパッケージツアー

「バリ得」は山陽・九州新幹線で片道利用ができる格安チケットです。関西~山陽・四国・九州と、山陽~九州のエリア間で設定があります。

【設定区間】
・新大阪、新神戸⇔岡山~新下関
・新大阪~姫路⇔小倉~鹿児島中央
・新大阪、新神戸⇔高松
・新大阪~姫路⇔松山、高知
・岡山~厚狭⇔小倉、博多
・岡山~新下関⇔新鳥栖~鹿児島中央
(※チケット受取駅に制限があります)

「バリ得」は、インターネット専用販売で、クレジット支払い限定です。発売は出発前日までで、「こだま」「つばめ」と一部「ひかり」のみ利用可です。

このように制限は多いですが、おおむね通常運賃・料金に対して30~40%引きの価格設定となっていて、格安で旅行できます。

バリ得
画像:日本旅行ウェブサイトより
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バリ得の価格

「バリ得」の新大阪発着の価格は以下の通りです。

バリ得の価格(新大阪発着、通常期、円)
発着地 バリ得 JR定価 割引率
岡山 4,200 6,140 32%
新倉敷 5,600 7,670 27%
福山 6,000 8,000 25%
新尾道 6,400 8,440 24%
三原 6,700 8,770 24%
東広島 8,500 10,200 17%
広島 8,300 10,420 20%
新岩国 9,000 11,080 19%
徳山 10,200 12,300 17%
新山口 10,700 12,850 17%
厚狭 11,700 13,850 16%
新下関 12,000 14,070 15%
小倉 9,900 14,400 31%
博多 10,600 15,280 31%
新鳥栖 11,200 16,430 32%
久留米 11,400 16,450 31%
筑後船小屋 11,600 16,900 31%
新大牟田 12,500 17,730 29%
新玉名 12,500 17,750 30%
熊本 13,500 18,880 28%
新八代 13,800 19,240 28%
新水俣 15,000 20,390 26%
出水 15,800 21,020 25%
川内 16,100 21,240 24%
鹿児島中央 17,100 22,310 23%
高松 7,000 7,890 11%
松山 11,000 13,270 17%
高知 10,400 12,500 17%

※通常期は4/28~5/8を除く日。これらの日には繁忙期価格で設定あり。
※2024年6月30日までの価格。7月1日以降は未定。

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他の割引きっぷと比較すると…

最初に注意点として、きっぷが受け取れる駅には制限があります。購入時にはご注意下さい。

席数などは限定されたプランですが、新大阪発着で計算すると、山陽・四国エリアへは約20%程度、九州エリアへは約30%の割引となっています。

最近は値上がり傾向にあり、2年前に比べると、10%程度、割引率が縮小しています。

他の割引きっぷと比較すると、たとえば新大阪~岡山間の4,200円は「行こっか!こだま」の4,970円より安いですが、新大阪~広島間の8,300円は「行こっか!こだま」の8,200円より高いです。

また、JRの正規割引きっぷである「こだま指定席きっぷ」(2人以上で販売)と比較すると新大阪~岡山間は4,600円なので、「バリ得」の4,200円が安いです。しかし、新大阪~広島は7,810円なので、「バリ得」の8,300円が高くなります。

新大阪~博多間の「バリ得」は10,600円。「行こっか!こだま」の11,560円や「スーパー早特きっぷ」13,100円よりも安いです。

新大阪~熊本間の価格は13,500円。「スーパー早特21」の14,340円より安いです。

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所要時間は?

「バリ得」は、基本的には「こだま」「つばめ」利用限定で、一部の「ひかり」が利用できます。そのため所要時間は長くなります。

一方、「スーパー早特」は「のぞみ」「みずほ」「さくら」を利用できます。したがって、基本的に「こだま」利用の「バリ得」とは、所要時間は全く違います。

新大阪~博多間の場合、「のぞみ」なら約2時間30分のところ、「こだま」なら約4時間40分。新大阪~熊本の場合、「みずほ」なら約3時間のところ、「こだま」「つばめ」の乗り継ぎなら約6時間20分かかります。新大阪~鹿児島なら約7時間30分です。

これだけ時間差がありますので、値段差と勘案しながら選ぶといいでしょう。

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ひかりなら早い

狙い目は、深夜・早朝に走っている一部「ひかり」です。バリ得は原則として「こだま」「つばめ」の利用ですが、一部「ひかり」も利用できます。たとえば、新大阪~博多間なら以下の「ひかり」を利用できます。

【バリ得で利用できる「ひかり」】
新大阪06:06→ひかり591→09:19博多(3時間13分)
新大阪07:34→ひかり531→10:11博多(2時間37分)
博多20:52→ひかり592→23:32進大阪(2時間40分)

これらの「ひかり」を使えば、新大阪~博多間が3時間前後で利用できます。

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買い方、使い方

「バリ得」は、日本旅行のインターネット専用商品です。乗車日の前日までに、同社のウェブサイトで購入し、当日までにエリア内のJR駅券売機でチケット(乗車票)を受け取って改札口を通ります。

チケットは列車の指定座席のみ有効で、乗り遅れたら無効となり、後続列車の自由席には乗車できません。途中下車や途中乗車もできません。

セブンイレブンで商品と引き替えられる「ポチッとギフト」が付いています。150円~200円程度のドリンクや菓子と引き替えられます。

そのほか注意点は、キャンセル料がJRの正規販売のきっぷに比べると高いことです。10日前から20%で発生し、7日前に30%、前日に40%、当日出発前に50%となります。

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山陽新幹線の格安旅行に

山陽新幹線では、「行こっか!こだま」という格安チケットも、この4月から発売されています。「行こっか!こだま」はEX予約サービスで利用できるチケットレス商品です。

いっぽう、「バリ得」は、乗車票を受け取って利用します。どちらも日本旅行の旅行商品です。

価格帯は似ていますが、区間によって多少の値段差があります。設定区間は「バリ得」のほうが豊富です。

インターネットで前日まで購入でき、当日、駅の券売機で受け取れますので、JRのきっぷをネットで購入するのと、手間はほとんどかわりません。1人で利用できる点も便利です。

ただ、山陽新幹線では「こだま」の運転本数が少ないのが難点です。とくに、新大阪~岡山間は列車本数が少ないので、都合のいい時間帯で列車があるとは限りません。また、山陽区間だけならともかく、山陽・九州新幹線をまたがって乗車すると、時間がかかりすぎます。

それでも、山陽新幹線の頼もしい格安チケットであることに違いなく、うまく活用していきたいところです。(鎌倉淳)

【日本旅行公式サイトはこちら】
「バリ得」関西~山陽
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