石垣島と台湾を結ぶフェリー「やいまライン」が、早ければ1月中にも就航しそうです。運賃も公表され、最低価格は片道2,800台湾ドルで、日本円で約14,000円となりました。
就航に向けて最終調整
石垣・台湾間に開設される新航路は、商船やいまが運航する「YamimaLine(やいまライン)」です。沖縄県石垣島の石垣港と、台湾の基隆港を結びます。
距離は約265kmで、所要時間は約7時間です。
当初は2025年9月の就航を予定していましたが、12月に延期と発表され、結局、実現していません。
やいまラインの日本語版のウェブサイトでは、2025年12月16日に「就航に向けて最終調整を行っております」と告知していますが、明確な運航開始日は未発表です。
沖縄八重山日報1月5日付によれば、台湾航路の運航事業者である商船やいまの大濵達也社長は、石垣市初春の交歓会で、「やいま丸は基隆港に停泊している。準備は整っている」と報告したうえで、「いろんな弊害、問題が生じているのは事実」と就航の遅れを認めています。

「最良の運航状態を実現するため」
いっぽう、台湾側の運航会社華港集団は、2025年12月26日に、12月に予定されていた初航海を1月に延期すると発表しました。
中央通訊社の報道によると、同社の説明は、「最良の運航状態を実現するため、電力システムと客室設備の最終調整に加え、客室サービス担当者の実技訓練も同時に実施している」とのこと。設備面の準備の遅れにくわえ、スタッフの習熟に時間がかかっていることが就航遅延の原因と示唆した形です。
そのうえで、1月中に就航する目標を示しましたが、明確な就航日は明らかにせず、「全ての指標が完璧な合格基準に達した時点で、初航海の正確な日程を公表する」としました。
そのため、1月中に本当に運航開始となるのかは、現時点では定かではありません。
セール運賃10,000円
チケットは未発売ですが、運賃はすでに発表されています。通常の最低価格はドミトリータイプの2,800台湾ドルで、2月までは2,000ドルの特別価格も設定します。1台湾ドルは約5円なので、片道最低価格は日本円で約14,000円となり、特別価格として約10,000円のセールが実施される、ということです。
ベッドタイプのスタンダードルームの通常価格は4,200ドル~4900ドル。最も高額なロイヤルスイート(定員2名)は、1室21,000ドルです。いずれも諸税などが別途かかります。
なお、この金額は台湾側で発表されたものです。日本側で購入する場合の正式な運賃額は発表されていません。
運航スケジュールは未発表です。現地報道によれば、夜行便で週3便程度の運航を予定しています。(鎌倉淳)
























