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高崎~館林間のバイパス道路にBRT。2021年にも運行開始

JR高崎駅~東武館林駅間にバス高速輸送システム(BRT)が導入されます。群馬県議会で大沢正明知事が明らかにしました。

東毛広域幹線道路に導入

BRTが導入されるのは、群馬県の東毛広域幹線道路。JR高崎駅東口~東武館林駅間の約50kmです。東毛広域幹線道路は国道354号バイパス道路で、高崎駅東口を起点に、伊勢崎市、太田市、館林市などを経て板倉町に至る58.61kmです。2014年に全通した、群馬県東部を横断する主要幹線道路です。

高崎から群馬県東部への公共交通を改善するため、この道路にBRTを導入します。群馬県は2018年度に調査のための予算を計上して検討をしてきましたが、JR高崎駅東口~東武館林駅間で、2021年の導入開始を目指すことが決まりました。

東毛広域幹線道路
画像:群馬県

専用レーンはなし

上毛新聞2019年2月23日付によりますと、途中の停留所は十数カ所で、専用レーンは設けません。公共バス優先システムや、バス位置を把握できるバスロケーションシステム、交通系ICカードを導入することで、「BRT」として定時性、速達性を確保するようです。

4車線のバイパス道路を走るため、専用レーンを設けなくても、公共バス優先システムなどで、ある程度の定時性を確保できるのでしょう。バイパス道路に50kmもの「BRT」を運行するのは日本初です。

群馬県東部に基軸ルート

50kmの距離にバス停が十数カ所ならば、約3~5km間隔ということになり、路線バスとしては長いです。バス停の設置場所は、沿線市町の提案を踏まえて決定します。既存の路線バスやコミュニティバスは、BRTの開業にあわせて、接続を考慮した運行経路の変更が行われるようです。

東毛広域幹線道路をそのままたどるなら、途中、鉄道駅との接続はなさそうです。ただ、東武伊勢崎線境町駅や、同小泉線東小泉駅から歩ける範囲にBRT停留所ができれば、徒歩で乗り換えることは可能でしょう。

群馬県は新年度予算に関連費用7300万円を計上。運行本数や車両の検討をする見通しです。

実現すれば、これまで路線バスが少なかった群馬県東部エリアに、新たな基軸ルートができることになります。どこかの旅番組でも使えそうです。(鎌倉淳)