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世田谷公園のSL「D51-272」を、ふるさと納税で再塗装! 世田谷区が寄附を募集中

クラウドファンディングで

東京・世田谷公園で保存されている蒸気機関車D51について、世田谷区では11年ぶりの再塗装を予定しています。かかる費用について、ふるさと納税での寄附を募集中です。

「門ブラ」装備のD51

世田谷公園では、「デゴイチ」の愛称で親しまれている蒸気機関車D51-272と、テンダー(炭水車)、車掌車(緩急車)のヨ5000形(ヨ14740)を静態保存しています。

D51-272は、日本国有鉄道門司鉄道管理局小倉工場が製作した「門デフ」と呼ばれるデフレクター(除煙板)を装備しています。「門デフ」が装備されたD51形で残されているのは世田谷公園の保存機のみで、貴重な産業遺産として知られています。

ただ、屋根のない野ざらしでの展示のため、最近は外装に痛みが目立ってきています。

世田谷公園D51
画像:世田谷区

11年ぶり再塗装

世田谷区では、2019年8月にD51-272が80歳を迎えたのを機に、2020年度に11年ぶりとなる再塗装をすると発表しました。

往年の雄姿を再現するために、かつての「国鉄色」による塗装とします。国鉄色とは、日本国有鉄道が昭和30年代に制定した色見本(国鉄車両関係色見本帳)に掲載された色を指し、SLなどに使われた「黒」は、明度と彩度が定められています。

その「黒」による塗装で、往時の姿を蘇らせるわけです。

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クラウドファンディング型で

世田谷区では再塗装に要する費用を、クラウドファンディング型ふるさと納税で募集します。寄附金はふるさと納税として処理されますので、2,000円を超える部分は税金の控除対象となります。

寄附者には、D51-272の再公開前の内覧会や撮影会などの特典を用意するとしています。概要は以下の通りです。

【募集期間】
2019年8月1日から2020年3月31日

【目標金額】
1500万円

【寄附金の使途】
テンダー(炭水車)を含む蒸気機関車(D51-272)や車掌車(ヨ5000系14740)の塗装・修復費用

【寄附の方法】
「ふるさとチョイス」での寄附、または、寄附申出書を世田谷区に送付し公園緑地課から郵送された納付書にて寄附。世田谷区役所城山分庁舎1階の公園緑地課窓口にて現金で寄附も可能です。

ミニSLもどうぞ

世田谷公園には、D51-272の5分の1サイズのミニSL「ちびくろ号」が走っています。軌間220ミリで、国鉄の技師が製作したという本格派です。

本物のSL保存機と、精巧に再現したミニSLが揃っているのが、世田谷公園の特徴です。「ちびくろ号」の牽引するミニSL列車は、毎週末と水曜日などに乗車できます。保存機を見るだけでなく、そのレプリカ列車に乗れるわけです。

幼い頃に思い出のある方、ふるさと納税をお考えの方は、世田谷区への寄附をして、D51-272の内覧会に参加して、ミニSLも楽しんではいかがでしょうか。