LCCピーチの座席間隔が少し広く。新型機エアバス「A321LR」が運航開始

航続距離も長く

格安航空会社LCCのピーチが、エアバスの新型機「A321LR」の運航を開始しました。従来機に比べ、座席間隔が少し広くなっています。

広告

国内線初就航

格安航空会社LCCのピーチ・アビエーションは、欧州エアバスの最新中型機「A321LR」を2021年12月28日に就航しました。同機の国内線での就航は初めてです。

A321LRは、従来機A320ceoより燃費が約20%改善するという環境性能の高い機材です。新世代エンジンの採用などで燃費効率が改善しました。航続距離も7400kmと、従来機の6200mより約20%長くなっています。

ピーチA321LR
画像:ピーチ・アビエーションプレスリリース

国内線初就航

A321LRは全長が44.5mあり、従来機の37.57mより大型化しています。これにより座席数が218席となり、従来機の180席から約20%も増えました。

注目は座席間隔で、従来機の28インチより2~3インチ広い30~31インチです(1インチは約2.5cm)。31インチは大手航空会社の国内線のシートピッチと遜色ない広さで、従来機の一部で廃止されていた座席のリクライニング機能が復活しました。

エアバスの航空機はボーイングに比べ座席幅が1インチ広いこともあり、ゆとりのある機内空間となっています。シートのUSB電源も備えました。

広告

那覇、新千歳線に投入

初号機が12月19日に関西国際空港に到着し、初便は12月28日の関西発仙台行きMM133便でした。その後、当面は関西~那覇線と関西~新千歳線で運用します。将来的には東南アジアなど中距離路線への投入も視野に入れています。

ピーチの2021年9月末時点の保有機材(退役済み除く)は、A320ceoが29機、A320neoが4機で、10月にA320neoの5号機を導入しています。現在の主力機はA320ceoですが、A320LRとA320neoへの入れ替えを進めていて、2025年度中に機材をA321LRとA320neoのみとする方針です。

このうち、座席間隔でゆとりがあるのはA321LRです。しっかり選べば、LCCの旅がちょっぴり快適になりそうです。(鎌倉淳)

広告
関連広告
前の記事プラレールでJR北海道車両が同日発売。「H5系」と「キハ261系特急北斗」
次の記事余市~小樽は「既存の路線バスでほぼ輸送可能」。それでも鉄道存続を目指すのか